私のHS Code Finder 2も利用モデルをGPT5としました。特に、Thinkingバージョンに変えました。
推論プロセスが少し変わったようですが、より確実な結果を出すようになったように思います。
世界で有利に戦うための考え方
| 国名 | 関税率 | 出所 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 15% | (Reuters) | 既存税率15%以上品目への“積み上げ課税”を巡り日米で解釈対立(日本は回避、米国は適用余地) |
| 欧州連合(EU) | 15%上限(既存15%以上は追加0%) | (The White House) | “no stacking” 条項を明文化 |
| イギリス | 10% | (ガーディアン) | 発効90日後に再協議予定 |
| カナダ | 35% | (ポリティコ) | USMCA原産品は免除、第三国経由品には+40%の迂回防止課徴金 |
| メキシコ | 25% | (Al Jazeera) | 交渉継続のため25%を90日間据え置き |
| 韓国 | 15% | (The White House) | KORUS優遇なし、自動車等すべての品目対象 |
| 中国 | 10%(暫定)→30%* | (Al Jazeera) | *8月12日まで10%、協議失敗時30%へ引上げ |
| インド | 50% | (Bloomberg.com) | 既存25%+ロシア産原油問題で追加25%(21日猶予後発効) |
| ブラジル | 50% | (Reuters) | ボルソナロ訴追への報復とされ、WTO協議を要請 |
| スイス | 39% | (The White House) | 時計・精密機械産業に打撃 |
| オーストラリア | 10% | (ガーディアン) | ベースラインのみ、増税回避 |
| 南アフリカ | 30% | (The White House) | 鉱物・医薬品は一部除外 |
| インドネシア | 19% | (The White House) | 日米欧と並び枠組み合意済み |
| ベトナム | 20% | (The White House) | 〃 |
| フィリピン | 19% | (The White House) | 〃 |
| マレーシア | 19% | (The White House) | 〃 |
| 台湾 | 20% | (The White House) | 中国圧力に配慮し個別レート設定 |
| タイ | 19% | (The White House) | ー |
| トルコ | 15% | (The White House) | デジタル課税(DST)問題で追加措置の可能性 |
| イスラエル | 15% | (The White House) | ー |
8月7日、米国は日本製品に対し15%の相互関税を発動しました。これに対し日本政府は「合意内容と異なる」と強く反発し、貿易摩擦が再燃する懸念が高まっています。
以下は 2025 年 8 月 7 日時点 で公表・報道されている最新「相互関税」一覧を、8 月 6 日の追加大統領令による インドへの+25 % 制裁関税(8 月 27 日発効予定) を反映して更新したものです。フォーマットは昨日までと同一です。基礎データは 7 月 31 日付大統領令 Annex I と、8 月 6 日付「Addressing Threats to the United States by the Government of the Russian Federation」を引用しています。The White House+1
| 国名 | 関税率 | 出所 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アフガニスタン | 15% | 同上 | 2025-08-07 発効 |
| アルジェリア | 30% | 同上 | 同上 |
| アンゴラ | 15% | 同上 | 同上 |
| バングラデシュ | 20% | 同上 | 同上 |
| ボリビア | 15% | 同上 | 同上 |
| ボスニア・ヘルツェゴビナ | 30% | 同上 | 同上 |
| ボツワナ | 15% | 同上 | 同上 |
| ブラジル | 10% | 同上 | 同上 |
| ブルネイ | 25% | 同上 | 同上 |
| カンボジア | 19% | 同上 | 同上 |
| カメルーン | 15% | 同上 | 同上 |
| チャド | 15% | 同上 | 同上 |
| コスタリカ | 15% | 同上 | 同上 |
| コートジボワール | 15% | 同上 | 同上 |
| コンゴ民主共和国 | 15% | 同上 | 同上 |
| エクアドル | 15% | 同上 | 同上 |
| 赤道ギニア | 15% | 同上 | 同上 |
| 欧州連合(Column 1 Duty Rate ≥ 15 %) | 0% | 同上 | Column 1 Duty Rate が15 %以上 |
| 欧州連合(Column 1 Duty Rate < 15 %) | 15 % − Column 1 関税 | 同上 | Column 1 Duty Rate が15 %未満 |
| フォークランド諸島 | 10% | 同上 | 同上 |
| フィジー | 15% | 同上 | 同上 |
| ガーナ | 15% | 同上 | 同上 |
| ガイアナ | 15% | 同上 | 同上 |
| アイスランド | 15% | 同上 | 同上 |
| インド | 25 % → 50 %(2025-08-27 発効) | EO (2025-07-31) Annex I + EO (2025-08-06) | 追加25 %はロシア産原油制裁関税。21 日後発効で合計50 % |
| インドネシア | 19% | 同上 | 2025-08-07 発効 |
| イラク | 35% | 同上 | 同上 |
| イスラエル | 15% | 同上 | 同上 |
| 日本 | 15% | 同上 | 同上 |
| ヨルダン | 15% | 同上 | 同上 |
| カザフスタン | 25% | 同上 | 同上 |
| ラオス | 40% | 同上 | 同上 |
| レソト | 15% | 同上 | 同上 |
| リビア | 30% | 同上 | 同上 |
| リヒテンシュタイン | 15% | 同上 | 同上 |
| マダガスカル | 15% | 同上 | 同上 |
| マラウイ | 15% | 同上 | 同上 |
| マレーシア | 19% | 同上 | 同上 |
| モーリシャス | 15% | 同上 | 同上 |
| モルドバ | 25% | 同上 | 同上 |
| モザンビーク | 15% | 同上 | 同上 |
| ミャンマー | 40% | 同上 | 同上 |
| ナミビア | 15% | 同上 | 同上 |
| ナウル | 15% | 同上 | 同上 |
| ニュージーランド | 15% | 同上 | 同上 |
| ニカラグア | 18% | 同上 | 同上 |
| ナイジェリア | 15% | 同上 | 同上 |
| 北マケドニア | 15% | 同上 | 同上 |
| ノルウェー | 15% | 同上 | 同上 |
| パキスタン | 19% | 同上 | 同上 |
| パプアニューギニア | 15% | 同上 | 同上 |
| フィリピン | 19% | 同上 | 同上 |
| セルビア | 35% | 同上 | 同上 |
| 南アフリカ | 30% | 同上 | 同上 |
| 韓国 | 15% | 同上 | 同上 |
| スリランカ | 20% | 同上 | 同上 |
| スイス | 39% | 同上 | 同上 |
| シリア | 41% | 同上 | 同上 |
| 台湾 | 20% | 同上 | 同上 |
| タイ | 19% | 同上 | 同上 |
| トリニダード・トバゴ | 15% | 同上 | 同上 |
| チュニジア | 25% | 同上 | 同上 |
| トルコ | 15% | 同上 | 同上 |
| ウガンダ | 15% | 同上 | 同上 |
| 英国 | 10% | 同上 | 同上 |
| バヌアツ | 15% | 同上 | 同上 |
| ベネズエラ | 15% | 同上 | 同上 |
| ベトナム | 20% | 同上 | 同上 |
| ザンビア | 15% | 同上 | 同上 |
| ジンバブエ | 15% | 同上 | 同上 |
スマートリングのHSコードの見解が国によって違っています。最新の商品なのでそういうこともありますが、違う場合に、その論点を明らかにすることができるのはうれしいです。
ご指摘のとおり、スマートリングのような新しい技術を使った製品は、国や地域によってHSコードの解釈が異なる場合があります。これは、製品のどの機能を「本質的な特性」と見なすかについて、各国の税関で見解が分かれる可能性があるためです。
現状をまとめると、主に以下の2つのHSコードが候補となり、地域によって判断が異なっています。
8517.628517.62に分類される傾向が強いです。スマートリングについても、双方向のデータ通信機能があれば、同様に分類される可能性が高いと考えられます。9031.809031.80に分類しました。| HSコード (Code) | 分類の根拠となる機能 | 判断する可能性のある地域・根拠 |
8517.62 | 通信機能を重視 | EUで有力。 スマートフォンからの通知受信や、双方向のデータ連携が主機能と判断される場合。 |
9031.80 | 測定・検査機能を重視 | 米国で実績あり。 主に生体データを記録・測定するセンサーとしての役割が主機能と判断される場合。 |
現時点では、日本の税関がどちらの解釈を採用するかを示す公的な分類事例(事前教示)は見当たりません。
そのため、日本に輸入する際のHSコードは、製品の具体的な機能(NFC決済や通知機能の有無など)を税関に提示し、どちらのHSコードが妥当か判断を仰ぐ必要があります。
【最も確実な対応】
このような解釈が分かれる製品については、輸入前に日本の税関へ事前教示の照会を行うことを強くお勧めします。これにより、輸入申告前に正しいHSコードと関税率が確定するため、後々のトラブルを避けることができます。
現在、HSコードを特定するAIモデルを作っています。
せっかくですので、モデルの一例とその結果について皆さんに見てもらおうと思います。
AI: PerplexityでAIエンジンはChatGPTのo3-proを使ってモデルを構築
特定する商品:「スマートリング」という言葉で検索。スマートリングとはこのような商品。(写真は判断材料にしていない)

結果は以下の通り。
スマートリングは、**第85類(電気機器及びその部分品)の85.17項(電話機、携帯回線網用その他の無線回線網用の電話及びその他の機器)**に分類される可能性が最も高いと推定されます123。
具体的には、8517.62(音声、画像その他のデータを受信、変換、送信又は再生するための機器)に該当すると考えられます。この分類は、スマートリングが持つ以下の機能特性に基づいています:
通信・データ処理機能
センサー機能
スマートリングの分類については、以下の可能性があり議論の余地があります:
現在の国際的な分類傾向では、スマートリングの多機能性とデータ通信機能の重要性から、スマートウォッチと同様に85.17項に分類されることが一般的です12。
より正確なHSコード判定のため、以下の情報があると精度が向上します:
スマートリングは、スマートウォッチやフィットネストラッカーと同様の機能を持つため、これらと同じ分類基準が適用される傾向があります3。ただし、形状や装着部位の違いは分類には影響しません。
この推定精度は、スマートリングという比較的新しい製品カテゴリーであること、また具体的な機能仕様により分類が変わる可能性があることを考慮しています。最終的な確認は、製品の詳細仕様を基に税関当局への事前教示照会をお勧めします。
この結果を皆さんはどう思われますか。
モデルの校正としては、与えられた文言で推定したHSコードとその推定精度も示しています。
そして、AIをClaude Opus 4.1 Thinkingに切り替えて再度チャレンジ。(枠組は、Perplexityのまま)
結果はこちら
スマートリングは、**第85類(電気機器及びその部分品)の85.17項(電話機、携帯回線網用その他の無線回線網用の電話及びその他の機器)**に分類される可能性が最も高いと推定されます。
具体的には、**8517.62号(音声、画像その他のデータを受信、変換、送信又は再生するための機器)**に該当すると考えられます。
主要機能による分類判断
国際的な分類傾向
| HSコード候補 | 項目名 | 適用可能性 |
|---|---|---|
| 8517.62 | 通信機器(データ送受信機器) | 最有力 – 通信・データ処理が主機能 |
| 9019.20 | 治療用機器(オゾン吸入器、酸素吸入器等) | 医療機器認証取得品の場合のみ検討 |
| 9018.90 | その他の医療用機器 | 診断・治療目的が明確な場合 |
| 7117.19 | 身辺用模造細貨類 | 電子機能により該当しない |
HSコードの精度向上のため、以下の情報があると有用です:
製品仕様関連
用途・販売形態
材質・構造
この精度評価は以下の要因を考慮しています:
最終的な確認は、具体的な製品仕様書を添えて税関当局への事前教示照会を行うことを強く推奨します。
商品的には意見が分れるようです。最後に以下の様な意見を添付します。
Samsung Galaxy Smart Ringの分類については、実際に国際的な議論が存在しており、以下の2つの分類可能性があります:
米国税関国境保護局(CBP)の公式判定では、Samsung Galaxy Smart Ringは9031.80.8085(測定用・検査用の機器、器具及び機械)に分類されています。この分類は以下の機能に基づいています:
一方、類似のスマートウォッチ(Samsung Galaxy Gear、Apple Watch等)は8517.62に分類される事例があり、スマートリングも同様に分類される可能性があります:
| 機能カテゴリー | 詳細仕様 |
|---|---|
| センサー技術 | – 加速度センサー(身体の動きと活動を追跡) – 光学生体信号センサー(心拍数モニタリング) – 皮膚温度センサー(睡眠中の体温変化測定) |
| 通信機能 | – Bluetooth接続によるスマートフォン連携 – データの同期と送信 – 通知の受信(振動アラート) |
| 測定・分析機能 | – エネルギースコアの算出 – 睡眠の質の分析 – 月経周期トラッキング – 自動ワークアウト検出 |
| 物理仕様 | – 幅7mm、厚さ2.6mm、重量2.3g – チタニウム製フレーム – 10ATM防水性能 |
9031.80を支持する要因:
8517.62を支持する要因:
HSコードの適用は各国・地域の税関当局により異なる可能性があり:
より正確な判定のため、以下の情報があると有用です:
Samsung Galaxy Smart Ringについては米国での公式分類事例(9031.80)が存在するため、一般的なスマートリングより高い確度で推定できます。ただし、日本を含む他国での分類は異なる可能性があるため、最終的には輸入予定国の税関当局への事前教示照会を強く推奨します。
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以下は 2025年8月6日 時点で確認できる米国「相互関税(Reciprocal Tariffs)」の最新一覧です。
基本データは 7 月 31 日付 Executive Order 添付 Annex I のレートを基礎に、8 月 1 日以降に判明した追加変更・停止措置を上書きしています。The White House
太字は前回(8 月 4 日版)から更新があった国・地域です。
| 国名 | 関税率 | 出所 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アフガニスタン | 15% | Annex I | |
| アルジェリア | 30% | Annex I | |
| アンゴラ | 15% | Annex I | |
| バングラデシュ | 20% | Annex I | |
| ボリビア | 15% | Annex I | |
| ボスニア・ヘルツェゴビナ | 30% | Annex I | |
| ボツワナ | 15% | Annex I | |
| ブラジル | 50% | 大統領令(7/30) ウォール・ストリート・ジャーナル | 基礎10%+追加40% |
| ブルネイ | 25% | Annex I | |
| カンボジア | 19% | Annex I | |
| カメルーン | 15% | Annex I | |
| チャド | 15% | Annex I | |
| コスタリカ | 15% | Annex I | |
| コートジボワール | 15% | Annex I | |
| コンゴ民共和国 | 15% | Annex I | |
| エクアドル | 15% | Annex I | |
| 赤道ギニア | 15% | Annex I | |
| フォークランド諸島 | 10% | Annex I | |
| フィジー | 15% | Annex I | |
| ガーナ | 15% | Annex I | |
| ガイアナ | 15% | Annex I | |
| アイスランド | 15% | Annex I | |
| インド | 25% | 大統領令(8/1) インディアタイムズ | 追加引上げ検討中(8/5発言) |
| インドネシア | 19% | Annex I | |
| イラク | 35% | Annex I | |
| イスラエル | 15% | Annex I | |
| 日本 | 15% | Annex I | |
| ヨルダン | 15% | Annex I | |
| カザフスタン | 25% | Annex I | |
| ラオス | 40% | Annex I | |
| レソト | 15% | Annex I | |
| リビア | 30% | Annex I | |
| リヒテンシュタイン | 15% | Annex I | |
| スイス | 39% | FT報道(8/6) フィナンシャル・タイムズ | 交渉中 |
| マダガスカル | 15% | Annex I | |
| マラウイ | 15% | Annex I | |
| マレーシア | 19% | Annex I | |
| モーリシャス | 15% | Annex I | |
| モルドバ | 25% | Annex I | |
| モザンビーク | 15% | Annex I | |
| ミャンマー | 40% | Annex I | |
| ナミビア | 15% | Annex I | |
| ナウル | 15% | Annex I | |
| メキシコ | ―(30%課税を90日停止中) | Reuters(8/5) Reuters | USMCA適用品は無税;停止期間中は追加関税なし |
| ニュージーランド | 15% | Annex I | |
| ニカラグア | 18% | Annex I | |
| ナイジェリア | 15% | Annex I | |
| 北マケドニア | 15% | Annex I | |
| ノルウェー | 15% | Annex I | |
| パキスタン | 19% | Annex I | |
| パプアニューギニア | 15% | Annex I | |
| フィリピン | 19% | Annex I | |
| セルビア | 35% | Annex I | |
| 南アフリカ | 30% | Annex I | |
| 韓国 | 15% | Annex I | |
| スリランカ | 20% | Annex I | |
| カナダ | 35% | 別途大統領令(7/31) ウィルマー・ヘイル | フェンタニル対策名目 |
| シリア | 41% | Annex I | |
| 台湾 | 20% | Annex I | |
| タイ | 19% | Annex I | |
| トリニダード・トバゴ | 15% | Annex I | |
| チュニジア | 25% | Annex I | |
| トルコ | 15% | Annex I | |
| ウガンダ | 15% | Annex I | |
| イギリス | 10% | Annex I | |
| バヌアツ | 15% | Annex I | |
| ベネズエラ | 15% | Annex I | |
| ベトナム | 20% | Annex I | |
| ザンビア | 15% | Annex I | |
| ジンバブエ | 15% | Annex I | |
| 欧州連合(EU) | 0〜15% | Annex I | 既存MFNが15%未満の場合「差額上乗せ」 |
| その他(Annex I非掲載国) | 10% | 大統領令 | 一律追加関税 |
運用上の注意
- 表は追加関税のみを示しています。基礎10%の「ユニバーサル関税」が残る場合があるため、実効税率は別途確認してください。
- 一部品目(鉄鋼・アルミ、自動車、自動車部品、銅など)は他の通商措置(Section 232 等)の対象であり、重複課税に注意が必要です。
- 政府間交渉や制裁の進展により、レートは随時変更されます。輸入実務では 最新の大統領令・連邦官報(Federal Register) と CBP CSMS を必ず確認してください。
仕向国(税関)
ポーランド
適用協定:
日EU EPA
対象商品(HS):
繊維製カーテン (6303)
否認理由:
主要生地がASEAN原産で累積不可
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