第69回FTA戦略的活用研究会 東京会場では、企業の方々の検認アンケートを基にセッションを行いました

昨日、ほぼ定番化した東京国際フォーラム会議室G402で、第69回FTA戦略的活用研究会 東京会場を開催しました。

会場には26名、オンラインで55名が参加されました。このセッションには申込みの際に検認に関するアンケートに回答して頂く必要があり、それでも80名を超える方がご参加頂けたのは暁光です。

また、オフラインのみですが、第一工業製薬株式会社のFTA活用プレゼンテーションもありました。

新たな亜種のコロナにより感染者が増えており、会場参加が難しい中のご参加、皆様ありがとうございます。

後半には、スポンサー企業のトムソン・ロイターのオーストラリア(日本やアジアを統括)から、ゾエさん、ウォンさんが来日され、会場に来られました。ゾエさんからは「私も実務でFTAをやっていたが、こういう会があれば本当によかったことか。ぜひ、オーストラリアでもやりましょう。」というお言葉を頂戴しました。

懇親会は、コロナの蔓延で再び参加人数が減りましたが、それでも14名がご参加頂けました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

FTA戦略的活用研究会のオープンセッションを2022年7月22日に「検認」をテーマに行います

第69回 FTA戦略的活用研究会 東京会場 

★★ テーマ ★★
「FTAの検認の現状とあるべきFTA対応組織」
RCEPも発効から半年を過ぎました。検認の件数も増えており、企業を悩ますことが増えています。
今の現状を認識し、どういった対応をとるべきかの意見交換をする場をFTA戦略的活用研究会で設けることとしました。

上記テーマに従い、以下の通りに進めていきたいと思います。有意義な意見交換会を目指します。
また、FTA研究会の枠を越えて、広く参加者を募りたく思います。

1 ご参加申込みとともに、アンケートへご回答頂きます。
   ー 研究会の趣旨が情報・意見交換ですので、皆さんの意見が重要となります。
   ー 大変勝手で申し訳ございませんが、アンケートの記入必須欄(※の付いている項目)にちゃんとご回答頂くことがご参加の要件となります。

2 モデレータの株式会社ロジスティック 代表の嶋から上記テーマに関して、討議内容に関するプレゼンとアンケートの結果をお話しします。

3 参加者(会場参加、Web参加)と共に、出てきた論点に関して議論して参ります。

下記の記入欄にご記入頂き、ご送信ください。

ネットでの参加をされる方向けのアドレスは、開始日前日にお送りいたします。

★★ 日時 ★★
2022年7月22日(金) 14:00~17:00

★★ 会場 ★★ 
東京国際フォーラムG402
東京国際フォーラム 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号

Webでの参加も受け付けます。

★★ 参加申込み ★★
https://smoothcontact.jp/front/output/7f00000110a2a4eef0e7dfb265d0cb9f

FTA無料セミナー「FTA原産地証明での課題点解説:化学関連産業向け」開催のお知らせ

「FTA原産地証明での課題点解説:化学関連産業向け」

RCEPの発効により、アメリカを除けば主要国とのFTAを締結した日本。ビジネス上でのFTAの活用はますます重要性を帯びています。

その一方で、原産地証明の妥当性を確認する検認が相手輸入国からなされており、その数は急速に増大し、企業のコンプライアンスの課題となっています。そこで、コンサルティングの経験から、化学関連産業での主な課題点を抽出し、その解説を行うセミナーを行うことに致しました。

一つは証明方法の課題。サプライヤー証明もさることながら、自社での証明でも企業は課題を残しています。。また、サプライヤー証明を依頼された場合も営業の対応で問題を生じることが少なくありません。二つ目は、HSコード付番。化学品のHSコードはややこしく、企業に取って悩ましいことです。そして三つ目は組織のあり方。個人対応では増加する検認に対処できません。

 

 コロナは充分に収束した時節とは申し上げられません。充分に配慮した上で、セミナー会場を設けた上で会場でのセミナー視聴の機会を設けるとともに、Webでも視聴できるように致しました。ぜひ、こぞってご参加賜りますようよろしくお願い申し上げます。

以  上

テーマ:

FTA原産地証明での課題点解説:化学関連産業向け」

化学関連産業ではFTAの原産地証明において大きな課題を抱えていることが多くあります。その論点を明確にし、対策をお話ししたいと思います。この論点は他の産業でも有効な項目となりますので、ぜひご参加を検討下さい。

FTAにおける検認の現状

証明が正しく行われない場合、検認された場合に企業に取って大きな問題となります。その検認が昨今増えており、それらについて余り語られることのない現状に関してお話しします。
 ・ 株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋 正和  

化学関連産業でのFTA証明の課題と注意点」

化学関連産業で特に課題となっている原産地証明の論点をピックアップし、証明時の注意点を確認します。

 ・ TSストラテジー株式会社 代表取締役 藤森 陽子


化学関連産業でのHSコードの付番

化学関連産業での HS コードの付番に関し、第6部、第7部の化学品、プラスチック類及びこれらの関連製品についてHS分類上の留意点等を中心に専門家からお話しを頂戴します。実践的に行うために、具体的な事例を基にしてクイズもございます。

 ・ GTRセンター 代表 宮崎 千秋 

日時:

2022年7月27日(水) 14:00~17:00  東京都千代田区丸の内3丁目5番1号

会場:

東京国際フォーラム 会議棟G502

東京都千代田区丸の内3丁目5番1号

https://www.t-i-forum.co.jp/access/access/

Web参加もございます。

参加費用:

無料

参加申込み:

下記サイトよりお申し込み下さい。

https://smoothcontact.jp/front/output/7f000001175986c1b83431d23a6d1f

QRコード:

短縮アドレス: 

https://bit.ly/GEF20220727

お問い合わせ:

株式会社ロジスティック

メール: info@logistique-inc.com

FTA戦略的活用研究会(東京)9月度の日程と会場

本日は6月1日

東京国際フォーラムが3か月先の9月の会議室の予約を開始する日です。

早速、申込み、FTA戦略的活用研究会(東京)は以下の日程となりました。

  • 2020年9月16日(金) @東京国際フォーラムG402 14:00~17:00

ご予定の程、よろしくお願いします。

知り合いの会社(の米法人)にアメリカから検認が入ったようです

知り合いの会社(の米法人)にアメリカから検認が入ったようです。

お教え頂きました。

アメリカの場合、検認はアメリカ側の輸入者に来るので、日本側は矢面に立つことはないのですが、当然輸入者から情報提示を要求されます。

このシステムは少々面倒で、輸入者が輸出者の原産性証明情報にアクセスしてくるものになります。 今回の場合、米法人なので開示に対しては障壁は低いと言えるでしょうが、相手が独立資本である場合、少々厄介です。 輸入者からの情報要求にどれだけ応えるのか。

また、第三者証明のように頼りになる人たちもいません。 (コンサル契約を民間としていたら別ですが。)

本当に検認が増えました。

特に今後のFTA業務は検認も想定した業務で対応する必要がありますね。

「FTA原産地証明での課題点解説:機械、輸送・自動車関連産業向け」のタイトルで、セミナーを行います。

FTA原産地証明での課題点解説:機械、輸送・自動車関連産業向け」のタイトルで、セミナーを行います。

機械や自動車・輸送機器など関連産業ではFTAの原産地証明において大きな課題を抱えていることが多くあります。その論点を明確にし、対策をお話ししたいと思います。この論点は他の産業でも有効な項目となりますので、ぜひご参加を検討下さい。

今回は会場を4会場で行います。(東京、大阪、名古屋、浜松)

サプライヤー証明の落とし穴

サプライヤー証明では、依頼する場合も、受ける場合も大きな課題点が存在します。正しく証明が出来ない場合、例え自社での証明が正しくとも他社の間違いで証明が破綻します。その問題点と解決の方向性をお話しします。
  株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋 正和

部分品、附属品におけるHSコード付番の方法

機械や自動車含む輸送機器でのFTA証明では部分品、附属品のHSコード付番がとても大事になります。
HSコードの専門家にお越し頂き、お話しをして頂く予定です。

FTA関連情報の取得・管理を最新システムで!:Touch & Feel (実システムを体験)

トムソン・ロイターのONESOURCE Global Tradeは貿易特化型のモジュールと最新コンテンツの統合システムです。FTA分野に於いても制度情報や原産地規則の確認、サプライヤーの管理やBOMの計算、その管理等、幅広くご活用いただけます。
  トムソン・ロイター株式会社
   - ONESOURCE Global Tradeの紹介
   - ONESOURCE Global Tradeの「Touch & Feel」 – 実システムを触って体験
※当日ご体験いただける機能は実システムの一部となります

参加費用

無料

日時、会場と各会場のお申し込み:

名古屋
日時: 4月18日(月) 14:00~17:00
会場: TKP名古屋駅前カンファレンスセンター5A (名古屋駅前)
お申し込み: こちら

東京
日時: 5月9日(月) 14:00~17:00
会場: 東京国際フォーラム 会議棟G402 (東京駅、有楽町駅前)
お申し込み: こちら

大阪
日時: 5月19日(木) 14:00~17:00
会場: ナレッジキャピタル・カンファレンスルームC04 (大阪駅前)
お申し込み: こちら

浜松
日時: 6月15日(水) 14:00~17:00
会場: オークラアクトシティホテル 「ローズ」 (浜松駅)
お申し込み: こちら

お問い合わせ

株式会社ロジスティック
メール: info@logistique-inc.com

4月8日に東京で「化粧品関連業界向けFTA活用セミナー」を開催します

「化粧品関連業界向けFTA活用セミナー」を開催します。

セミナー概要
化粧品は特にアジア向け輸出で高関税が課されており、かつ、FTAを活用すればその障壁を下げることができます。
ただ、日本の化粧品輸出者の原産地証明は間違っていることが多く、検認によりコンプライアンス問題を発生する恐れがあります。
どういった問題があるか、その解決策は何かをセミナーで語ります

講演:               

「化粧品業界におけるFTA活用のチャンスとリスク」
  株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋 正和   
  会社HP: https://global-scm.com

「FTA専門商社と化粧品業界支援プログラム(仮)」   
  小池産業株式会社
  会社HP: https://www.fta.koikesangyo.co.jp/fta/index

                                                 
日時
2022年4月8日(金) 14:00~16:00

会場
東京国際フォーラム(東京有楽町)会議棟G402
https://www.t-i-forum.co.jp/access/access/
Web配信も予定しております。

セミナーの詳しい説明はこちらからダウンロード出来ます


申込みはこちらから

3月25日の大阪でのセミナーのご報告

3月23日に東京で行いましたセミナー「今見えてきたRCEP利活用のポイントと検認リスク」を大阪でも行いました。

東京よりはこじんまりとしていましたが、懐かしい人にも出会え、まずまずのセミナーを運営できたのではないかと思います。

他のセミナー会場もまま埋まっていたので、これから会議室はより埋まっていくのではないかと思います。

3月23日のセミナー:ご報告

3月23日に東京で行いましたセミナー「今見えてきたRCEP利活用のポイントと検認リスク」、多くの方にご参加頂きました。

特に会場参加の方が増え、コロナの対応で気が引き締まると同時に、皆さんにお会いできるのがとてもうれしく思いました。

当方のセミナーの「売り」は、「実践で使えるセミナー」です。 問題点があればそれに対して深く入っていく、そんなセミナーを常日頃心がけるようにしています。

前半のRCEP活用のポイントは実際に使う人の観点からお聞き頂き、よかったと思います。

また、実際に発生しているRCEPの問題点と対策は、FTA戦略的活用研究会で会員企業にヒアリングしたリアルな「悩み事」とその対策、他では聞けない内容でした。

私のパートでは、「なぜ、日本企業の証明方法が問題なのか」と増えている検認の実際を語りました。「木を見て森を見ず」がキーワードといえます。

最後に、トムソン・ロイターのONESOURCEのシステムを触って見るパートです。

システムは説明を聞いているだけではなかなか中身が分からないものです。ですので会場を3分割してそれぞれにトムソン・ロイターの説明の方がついて、会場参加者の人にシステムを触ってもらって理解してもらうようにしました。

この方法はWeb参加者にはわかりにくいと思います。1つのブースのみをオンラインで流していましたが、会場は3つのブースをわたることが出来るので、会場とWebでは経験できるレベルが自ずから違ってきます。

前にもFTA戦略的活用研究会で同様のことを実施しましたが、そのおかげで受注に至ったとのこと。わかりやすく、判断もしやすいですから。

当方の危惧としては、このセッションで帰る人が多い可能性を考えていましたが。杞憂に終わりました。ほとんどの方が残られ、触ろうとされたので参加者にも企業にもよかったのではないかと思います。

とある企業セミナーから感じること

最近、企業向けのFTA、特にRCEPに関することを社内で話してほしいとのセミナー依頼を多く受けます。

先日は、商社の方にセミナーをいたしました。商社の方はその多くが自ら営業し、顧客とやり取りの中でFTAの原産地証明を行うケースが多く、実務の中で困っていらっしゃることが多いと言えます。

質問が多くいただけたので嬉しい限りですが、実践の中での苦悩から出てくる話が多く、こちらがタメになります。

例えば、中国の税関がRCEPでのHSコードを2022で対処するケースがあり、RCEPの HS2012と違っていることで、日本側がおかしいとの指摘を受けたとのこと。「日本の商工会議所は遅れている」などと曰うとか。

また、日本のジェトロの資料では「遡及は相手国税関に聞いていください。」という話も中国での話が具体的に聞け、当方も勉強になりました。

また、各個人が努力するにも限度があり、会社としての統一的な対応やサポートが必要とおっしゃる方がいらっしゃり、個人の対応では限界があることを切に伝えられていました。

その他のセミナーやコンサルタントのフォーカスは原産地証明方法であることが多く、それ自体は大切なことなのですが、実際の世界はその先で苦労しているということを官民ともに我々は知るべきです。

これらの一部の話は、来週のセミナーでお話ししようと思います。

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