中国銀行で「EPA・TPP活用セミナー」があり、そこで講演をしてきました

昨日(2016年2月24日)に岡山市の中国銀行本店でTPPのセミナーがありました。

セミナータイトル: EPA・TPP活用セミナー

セミナーは13:30~17:00と長丁場で、セミナーの内容も多岐にわたっています。

  • TPP協定の概要について(経済産業省経済連携課 吉村氏)
  • EPA・TPP活用による企業メリットとリスク(私が担当)
  • EPA・TPPの原産地規則・原産地証明と企業経営(中小企業診断士 麻野氏)
  • EPA・TPP活用と海外進出時の国際税務(東京共同会計事務所 八鍬氏)
  • 海外展開支援予算の概要について(中国経済産業局国際課 正岡氏)

参加者は約40名。

この地域は自らが輸出する事の少ない地域とのこと(正岡氏)。そういう意味では少し関心から外れる内容だったかも知れません。

ただ、国内の企業に供給している企業も、その商品が結果として輸出されているケースが少なくありません。

その場合、間接的にしろFTAとの関係は存在し、生産者として、原産地証明の申請をするか、サプライヤー証明を出す必要があるケースもこれまた少なくありませんので、無関心ではいられません。

参加者のなかで、一番前の席に座られ、熱心にメモをとられている方と最後にお話ができました。いろいろと話した中で特に印象的だったのが、「なんで皆さん前に座って聞かないのですかね。」とおっしゃられたこと。

本当にその通り。

時間を使っているのだから、何かを得て変えることは大事なこと。

こういう会社がFTAを活用するとちゃんとできるのですよね。

有名な会社の方でした。いい方が働いていらっしゃいます。

PS

セミナー前に外でスタンバイするのにスターバックスに入りました。

支払いの段で、千円札を出そうとすると、ファスナーに引っかかり、紙幣が真っ二つに。紙幣は丈夫だと思っていたのでびっくり。

中国銀行に入り、セミナー会場の前に本店のカウンターで相談すると、両替が可能でした。

とてもすてきな対応をされ、いい気分でした。いい銀行です。

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