第3章は、FTAを活用する為に必須の原産地証明をどう行うかを示した章です。
当然、ボリュームも多くなっています。
- 第3章 FTAのメリットを享受するには
- 3-1 FTAのメリットを享受するためのプロセス
- 3-2 対象の輸出産品のHSコードを特定する
- 3-2-1 HSコードとは
- 3-2-2 HSコードの年次変換するための便利サイト
- 3-2-3 輸出産品のHSコードを把握する
- 3-2-4 HSコードの事前教示制度
- 3-2-4 HSコードの全世界同一の理念はどこに
- 3-2-5 HSコード問題は国内にも存在:コンプライアンス問題に
- 3-2-6 HSコードを特定する(関税分類)
- 3-2-7 そもそもFTAが使えない場合もある
- 3-3 対象産品の輸入国での関税を調べる
- 3-3-1 関税率情報データベース“WorldTariff”
- 3-3-2 WorldTariffの使い方
- 3-3-3 FTAを常に適用すべきか
- 3-3-4 関税率の確認:その他の方法
- 3-3-5 FTAを活用すべきか
- 3-3-6 MFNよりFTAの特恵関税率の方が高い?
- 3-3-7 原産地証明書とFTAの特定原産地証明書
- 3-4 FTAの協定書の構造を理解する
- 3-4-1 FTAの協定書構造
- 3-4-2 3つの原産地規則
- 3-4-3 加工工程基準とは
- 3-4-4 関税分類変更基準とは
- 3-4-5 HSコード特定のためのプロフェッショナルサービス
- 3-4-6 付加価値基準とは
- 3-4-7 仕入れた材料の原産性がわからない場合:サプライヤ証明書
- 3-4-8 適用できる原産地規則の探し方
- 3-4-9 CTCのVAに対する優位性
- 3-4-10 輸送に関しての原産地基準:積送基準
- 3-5 産品の原産地証明を実施する
- 3-5-1 原産地証明で覚えておくべき事
- 3-5-2 原産性を証明する証拠書類の作成
- 3-5-3 総部材表
- 3-5-4 生産工程表
- 3-5-5 原産地規則による証明:CTC対比表とVA計算書
- 3-5-6 CTC対比表を作る
- 3-5-7 VA計算書を作る
- 3-5-8 総括表作成の勧め
- 3-6 特定原産地証明書を取得する
- 3-6-1 3つある原産地証明制度
- 3-6-2 完全自己証明へのシフト
- 3-6-3 現在主流の第三者証明制度を活用する
- 3-6-4 同意通知
- 3-6-5 特定原産地証明書の発給申請
- 3-6-6 認定輸出者自己証明制度
- 3-6-7 完全自己証明制度:今後の主流
体系的に示した本は今までになかったかと思います。特にHSコードの分類に触れた本は一般向けにはなかったかと思います。