サンタの人形に見える商品のHSコードは何か。
この問題が孕むパラドックスを紐解きます。
下記から資料もダウンロード可能です。
サンタの人形に見える商品のHSコードは何か。
この問題が孕むパラドックスを紐解きます。
下記から資料もダウンロード可能です。
付番トライアル: 2026年1月15日
電子部品は、判定が難しいと考え、HSCFのチャレンジとしてトライしました。
Googleで「電子部品」というキーワードで検索、写真のみでHSコードの特定を図りました

このようなものをトライしました。
HSCFの回答はこちら
日本語版
1) 結論
推定HS(6桁):8542.33
国別例示(任意):
要約:写真の部品は、樹脂封止の8ピンDIP形状の電子集積回路(IC)に見え、表示からアンプ用ICとして扱うのが最も自然なため、電子集積回路の「アンプ」に該当する8542.33を第一候補とします。
確度(%):78%

2) 根拠
適用通則・注(例:GRI 1, 6、類注・部注):通則1(項の文言と注)により「電子集積回路」に該当する見出し8542を選択し、通則6により号レベルで「アンプ」に該当する細分(8542.33)を選択。
判定ポイント(主用途、主要材質、機能、構成、セット該当性 等):単体の半導体IC(樹脂モールドのDIPパッケージ)として提示されており、完成品機器ではなく「電子集積回路」そのものとして分類するのが自然。型番表示からアンプ用途のICとして扱うのが合理的。
仮定(入力不足を補う前提):写真上の印字(例:8002C等)はオーディオ/信号増幅用のアンプIC(パワーアンプ/オペアンプ等)を示すものと仮定。基板実装品ではなく、単体ICとして輸入される前提。
排他・除外の理由(他の類・項ではない理由):ダイオード/トランジスタ等のディスクリート半導体(8541)ではなく、複数素子を一体化した集積回路形状であるため8542を優先。単体で特定機能機器として扱う8543等より、品目が明確に特定される8542が優先。
型番・画像:画像A/B/C(観察ポイント)
A. 全体像(外観・形状)

B. 天面印字(メーカー/型番の手掛かり)

C. リード/端子部(単体部品としての提示)

3) 候補比較
候補の比較表は以下です。
| 候補HS(6桁) | 理由 | 棄却理由 | 確度(%) |
| 8542.33 | 電子集積回路で、用途が「増幅(アンプ)」と判断できる場合の細分 | — | 78 |
| 8542.39 | 電子集積回路である点は同じだが、アンプ用途の確証が弱い場合の受け皿 | 印字/型番情報がアンプを示すなら8542.33がより適合 | 20 |
| 8542.31 | プロセッサ/コントローラ等に該当する場合 | DIP-8の一般的用途や印字からは該当性が低い | 2 |
| 8541.10 | ディスクリート半導体(例:ダイオード等)の場合 | 形状が集積回路(多端子パッケージ)であり通常該当しない | 0 |
4) 争点・注意
「アンプ(8542.33)」か「その他(8542.39)」かは、型番の正式仕様(データシート)で確度が大きく上がります。
もしIC単体ではなく、プリント基板に実装済み(アセンブリ)で輸入する場合は、分類論点が変わる可能性があります(完成品機器/ユニットの扱い)。
税番は6桁(HS2022)までが共通ですが、各国の統計細分(7桁以降)や規制は別途確認が必要です。
5) 追加で必要な情報
6) 参考資料・出所
(参考)税関公表資料:品目分類の基礎、事前教示制度資料
WCO Explanatory Notes(HS2022) 第85.42項(電子集積回路)
関税率表の解釈に関する通則(通則1・6)
封止材に書かれた情報他から、いろいろ調べてかなり精度の高い判定をしてくれました。
データシートを見つけましたので、それを追加の情報として、インプット。
結論は、同じ。確度が92%にアップしました。