最近、FTAに関する企業の経営陣への啓発プレゼンテーションをすることが多くなりました。
FTA戦略的活用研究会でのプレゼンテーションの刺激もあったのでしょうが、いいことです。
やはり痛感するのは、経営者の理解の程度(の低さ)と楽観的なものの見方ですね。
「自社は完璧ではないができている。」と思われている方がいかに多いか。
RCEPも発効に向けて各国着実に進めています。担当者も準備をせかされる一方で、プラスαとしてのFTA対応業務ではできないことを痛感しての経営陣への啓発なんでしょう。
今までは穏便な報告しか経営陣には上げていない会社が多かったのですが、問題点を赤裸々に提示して、対策のための経営陣のスポンサーシップをお願いするようになったのは大きな進歩です。