ガンビアが国内批准を終え、AfCFTAは発効準備が整いました

52カ国が署名したアフリカ、いえ、国数では世界最大のAfCFTAの発効条件が整いました。ガンビアが国内批准を終えたために、批准国が22カ国となったためです。

AfCFTAは昨年の同時期に署名を終えています。発効条件に到達するのに1年かかりました。

素晴らしいことです。

 

日本で報道しないアフリカのメガFTA: afCFTA

日本のメディアはほとんど報道しませんが、アフリカ55カ国の内、44カ国が署名したafCFTAというメガFTAがあります。

African Continental Free Trade Areaの略です。

つい最近(2018年3月21日)署名しました。

アフリカでは3つのFTA(関税同盟)が合併するTFTAも話が進んでいます。(これも20数の国が参加)

関税の90%をなくすらしいです。これらの国にとって、関税は国の歳入の大きな比率を占めているのに大丈夫かと思いますが、大陸として成長しなければならない意思を感じます。

ただ、一時署名国にGDPで大きなウエイトを占める南アとナイジェリアが入っていないのが残念です。

早速、インドがafCFTAとのFTA交渉をするとか。

これからどうなるか見守りたいと思います。