FTA戦略的活用研究会のスポンサー様が第100回記念に素敵な記念品を作って下さいました。
デジタル温湿度計です。参加の皆様に配っていただきました。
とても素晴らしいものであると同時に、本来主催の私が行わなければいけないところ、ありがとうございました。

世界で有利に戦うための考え方
FTA戦略的活用研究会 東京会場は第100回を迎えました。
ひとえに、スポンサーの企業の方々、参加企業の皆様、研究会を支えてくださった方々のおかげです。
当日は、まず、スポンサー企業の方々のご挨拶を頂きました。
・トムソン・ロイター
・日立ソリューションズ
・東京共闘会計事務所(体調不良でメールで頂いたメッセージ)
その中で、トムソン・ロイター様には、現在の取組みをお話しいただきました。
第二部は企業プレゼンテーション。
最初はコマツの野田様。3月で退職されるということでFTAへの取組みを詳しくお話しいただきました。コマツではFTAの対応組織がカッチリと構築されています。
二つ目にはオムロンのHSコード付番におけるAI活用に関してお話しを頂戴しました。HSコードは素人ではなかなか対応できないものです。
この後、場所を移動し、懇親会を行いました。東京国際フォーラムは本当に使い勝手のいい会議室棟を持っており、帝国ホテルによるケータリングサービスが充実。
ほぼ全員が懇親会に移動され、最後まで皆様とお話しされていました。
最後の挨拶で、第1回からご参加頂いている方を3名(3社)ご紹介。
「次は第200回ですね」との声を頂くのですが、そうなるとほぼ70才。後進に譲るか、自分が頑張るか。
とても楽しい第100回となりました。
第26回FTA戦略的活用研究会 大阪会場が終わりました。16名が参加されました。
アジェンダは
・企業プレゼンテーション:株式会社島津製作所様
・研究会メンバー調査まとめ:サプライヤ証明の現状
島津製作所さんのFTAの取組みは、特に組織が印象的でした。研究会のメンバーからの質問も多く、大変有意義でした。
嶋津さんからの、検認への不安、RCEPの認定輸出者に関する質問へのメンバー討議も大変活発でした。
二つ目のサプライヤ証明の現状は、研究会への参加企業が会としていただき、31社のサプライヤ証明に対しての回答結果まとめを報告しました。
企業により対応が様々でまた、いくつかの面での傾向が見えたのがおもしろく思います。
コメント欄には、また興味深いものがありました。一つだけ参考までに示しますと、
昨年末、商工会議所から証跡として添付したサプライヤー証明書(取得から1年超)の内容の変更が無いか問われ、取得先へ確認した結果「変更なし」と回答したが、最終的に1年超のサプライヤー証明書は無効であり、再取得の要請を受け、再取得した証明書を提出し判定登録が完了しました。
サプライヤー証明書の有効期限が1年以内との公開情報が確認できません。ご存じの方は教えて下さい。
でした。
この調査結果はFTA戦略的活用研究会のフォーラムにファイルをアップします。
懇親会は11名の方が参加され、いろいろな話がなされました。最近のホットトピックですが、トランプ関税も話題に出て、大変有意義な時間でした。
今後の大阪会場の運営は少々形態を変えて対応する事になります。
その件に関しては、メンバーの方に別途アンケートをお送りしますので宜しくお願いします。
■■ 第26回FTA戦略的活用研究会 大阪のご案内 ■■
★★ 1 企業プレゼンテーション: 株式会社島津製作所 ★★
今回はFTA戦略的活用研究会 大阪会場に新たに参加された島津製作所様にFTA活用のプレゼンテーションを行って頂きます。
島津製作所様、よろしくお願い致します。
★★ 2 研究会メンバーでの情報共有:サプライヤ証明調査 ★★
前回の研究会で、研究会でテーマに従い、情報交換しようということになりました。
今回は、「サプライヤ証明」に関する定期調査です。東京では既に実施いたしました。その結果も合わせてご報告申し上げます。
皆さんのご経験、ご関心をお聞かせください。
■■ 日時 ■■
2025年2月17日(月) 15:00~17:00
■■ 場所 ■■
大阪堂島アバンザ オムロン会議室
大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ
https://www.avanza.co.jp/access/
研究会後、懇親会を行います。
スポンサー企業の問題と、昨今の飲食店値上げにより、ご参加される場合、懇親会参加費を2000円お願いしております。
ご参加の方には、「会議参加費」として領収書をお出しいたします。以下の内容で開催したく思います。
GEF事務局
■■ 第100回FTA戦略的活用研究会 東京のご案内 ■■
以下の内容で開催したく思います。
★★ 1 第100回を迎えて: 事務局からご挨拶 ★★
2016年9月に第1回を開催し、2024年2月で第100回を迎えます。
今までの経過と今後の展開を中心にお話しを致します。
今後の研究会の運営方法が変わりますので、是非ご参加頂けますと幸です。
第100回を機にスポンサーを降りることになった日立ソリューションズに、初回からの支援に感謝いたします。
GEF事務局 株式会社ロジスティック 嶋
★★ 2 企業プレゼンテーション:コマツ ★★
研究会のメンバーで定年退職されるコマツの野田敦史様から、コマツでのFTAの活用に関してプレゼンテーションを行って頂きます。
■■ 日時 ■■
2025年2月20日(木) 14:00~16:30
■■ 場所 ■■
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1
★★ 3 第100回記念 懇親会 ★★
第100回を記念しまして、ささやかではありますが、懇親会を開催します。
懇親会
時間: 16:30~18:30
会場: 会議棟G408
・研究会の同フロアーですが、エレベータを挟んだ反対側の会議室になります。
今回の懇親会参加費は無料です。
FTA戦略的活用研究会 東京会場の第99回が終了しました。
この日のテーマは、
・ FTAにおける原産地規則の構造及びその解釈の手引き(上川氏)
・研究会メンバー調査結果:サプライヤ証明の現実 (嶋)
上川さんによる、協定間の違いと読み解くためのヒントは大変勉強になると同時に、協定間の違いが原産地証明を行う方にとっての障壁となっていることがよく分かります。
例として、協定毎の章や附属書の関連性の違いなどを協定間で比較しやすくお話しいただきました。FTAの原産地証明に長く携わっている人にはとても役に立つ内容でした。
私の研究会メンバー調査の「サプライヤ証明の現実」は研究会メンバーへの現状調査の結果報告で、担当部署、更新の頻度、フィーの発生現状などを調べたもの。
もう少しサンプル数を増やして調査し、内容を充実させていきます。
懇親会も多くの方が参加され、なかなか盛り上がりました。
次回は100回。頑張ります。
★★ 1 専門家プレゼンテーション: FTA原産地規則の構造と規則の解釈(仮) ★★
今回のプレゼンテーションは税関ご出身の上川 純史氏にお願い致しました。
タイトルにもありますように、FTA原産地規則の構造と規則の解釈についてお話し頂きます。
相手国税でのトラブル発生時の対応についてもカバーして頂く予定です。
★★ 2 研究会メンバーでの情報共有:サプライヤ証明 ★★
研究会でテーマに従い、情報交換しようということになりました。
今回は、「サプライヤ証明」に関する定期調査です。調査にご協力お願いします。
日時
2025年1月24日(金) 14:00~17:00
場所
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1
懇親会
パパミラノで行います。心苦しいのですが、懇親会参加では費用をお願いします。
・アルコール含めフリードリンク:参加費2000円、領収書出ます
・無料のコースはございません。
申込みは、お送りしたメールからお願いします。
12月13日にFTA戦略的活用研究会の第98回が行われました:テーマは「検認」メンバー調査でした。
第98回ということで、第100回まで後2回です。
企業が知りたい問題点
今回は、以前に決まったメンバー調査の第1回となります。
メンバー調査の希望を前回募りましたが、以下の様な内容でした
•検認の定期調査
•サプライヤ証明の見直し、頻度、撮り直し
•VAにおけるデータの出所
•判定の見直しの基準(どれくらい前)
•海外現法のFTAコントロールをどうしているか
•FTAのサプライヤ証明、同意通知の契約(T社など)
–責任の所在
–契約書への記述
•TSVによる効率化、有用性
私の希望で調査してもいいのではということで以下の項目も列挙しました。
–HSコードの選定方法
–JCCIのオフィスにおける対応の違い
–RCEPの認定輸出者使っている?
–CTCにおけるグルーピングの考え方
企業からのメンバーへの質問
当日は、企業から一つ意見を聞きたいとの声が上がり、それに関してみなからの意見を募りました。
項目は、「サプライヤからの情報を元にして証明した場合、商工会議所によってその会社の捺印が必要な事がある。そうでない商工会議所もある。ない方がいいのだがどうした方がいいか。」というものでした。
もと商工会議所の方より、経済産業省の原産性を判断するための基本的考え方と
整えるべき保存書類の例示には、下記のようなチェック欄があるのでチェックすればいいとの指摘を頂きました。(最近資料に追加された項目ですね)
チェックをすれば捺印は不要というのが現在の見解です。
昔、商工会議所と議論をしたことがあります。資料の確認と捺印をサプライヤからもらう事は不要ではないかと話をしたところ、「サプライヤからの部材の情報が、証拠書類で指摘をする度に変わっているので、サプライヤの捺印をもらうようにした」とのこと。
私はそれから、必ず資料には企業名の入った捺印をもらうようにしています。言われたからでないです。捺印が押されたことにより、その内容はサプライヤが確認して認めたことになるからです。
捺印をもらう事は面倒ですが、だからといってチェックですませることは業務の手間を減らすことになりますが、責任の所在を明確にすることが出来なくなります。
このようなチェックでは、サプライヤが検認時に「内容が正しいかどうかは知らない」と言われてしまえばそれまででしょう。
証拠書類を作るのは、商工会議所に認めてもらうことが目的でもありますが、最終的には相手国税関の検認に問題なく対処するためのものです。この部分は手間をかけなければ行けない部分だと思います。
特に私のような、アウトソーシング受託で原産証明の証拠書類を作成する身としては、情報源の責任は確実にしておきたいところです。
手間を省きたい気持ちは分かりますが、省いていい部分と省いてはいけない部分があります。経済産業省も、商工会議所もこの点はどちらでもいいのです。相手国から確認が来たときに困るのは企業で、検認が数年後に来ることを考えれば、来たときに証拠書類の内容が正しいことを証明するのは企業ですから
検認調査の結果
研究会では「検認」を定期的に調査しようということになりました。
今回は第1回です。いろいろな情報が集まってきました。やはり検認の数は急激ではないですが増えていますね。特に検認の現状が分からないEU、そしてRCEPです。企業はちゃんと準備をしておいた方がいい。
ここでは、具体的な内容には触れません。お知りになりたかったら、研究会にご参加下さい。
一つ言えるのは、先に述べた話と同じで、企業の原産地証明が、「日本商工会議所」対応に終始しているということ。必要な情報はミニマムで、商工会議所がOKであれば問題なし、自己証明の場合もミニマムで、というスタンスが明らかです。
原産地証明の証拠書類は本来相手税関の検認時にスムーズに対応できるためのものです。ですので、検認が来て資料をバタバタと準備するのはいかがなものかと思います。
この話は長くなりそうなので、別日にまとめて投降しようと思います。
■■ 第25回FTA戦略的活用研究会 大阪のご案内 ■■
第25回FTA戦略的活用研究会は以下の内容で開催します。
東京会場のメンバーでお越しいただける方は、歓迎いたします。
1 FTA活用に関する問題点と解決方法の討議
・2月の研究会で企業の抱えるFTA活用の悩みをメンバーで話し合うことを行います。
・第3回目はオリエンタルモーターの方にFTA活用アップデートをお願いします
オリエンタルモーター株式会社
FTA活用アップデート
2 FTA研究会意見交換: 検認の定期的調査
今回は、関心トップの「検認」定期調査です。
皆さんのご経験、ご関心をお聞かせください。
日時
2024年12月16日(月) 15:00~17:00
まだメンバー企業ではなく、ご関心のある方はこちらからお問い合わせください。