明日で、今年も終わりですね。
来年のFTA戦略的活用研究会(2018年1月19日開催)は、
「FTA検認ロールプレイ」
を行います。検認が来た場合、どのようなことが起こるのか。どう対処をすればいいかをロールプレイの形で行います。
今までなかった内容です。メンバーの方はご期待ください。
FTA戦略的活用研究会のメンバーでない方
この会は、メンバーシップをとっております。ご関心のある方はお問い合わせください。
世界で有利に戦うためのコツ
2017年12月15日に第16回FTA戦略的活用研究会を行いました。
講演は、SGHグローバル・ジャパン株式会社の
「インドのGST改革とインド物流のついて」
佐川急便グループはエクスポランカ買収からインド物流の改革を進めていらっしゃいます。インドの物流現状をより具体的にお話し頂け、また、参加者の多くの企業がインドへの戦略を深めていることから多くの質問が出ました。
企業のFTA活用事例は、長瀬ビジネスエキスパートからご発表いただきました。
185年の歴史のある商社である長瀬産業。商社のFTA活用あり方でメンバー企業との間で様々な意見が交換されました。
この研究会の真の醍醐味は、この後のメンバー間意見交換会です。
場所を移し、2時間行いました。新しい人もいらっしゃるので、改めて自己紹介をした後で、意見交換を行いました。
プロが集まり、互いが切磋琢磨すると同時に、相談できる仲間となっていることがなによりもうれしい成果です。
PS. ライブ放送を予定していましたが、機材のトラブルで今回は出来ませんでした。申し訳ありません。原因は特定できたので、次回は問題ないと思います。
先日行われた日本関税協会での講演を、早速カーゴニュースに記事にして頂きました。
先日の投稿にも書きましたが、昨今のメディアの記事は正確でないものが多いですね。記事が出る前のチェックもさせてもらえず、間違った記事が出てしまいます。
その内容の責任が私の方に来るので困ります。
しかし、カーゴニュースの記者の方はちゃんと理解して下さったようで、正確かつ明快な記事になっていました。
こういう記事を書いて頂けると安心します。
11月上旬に日本EU EPAのセミナーをトムソン・ロイターと行いました。
GEFとしてのジョイントセミナーで多くの方にお越し頂きました。
トムソン・ロイターはさすがに世界規模の会社だけあってマーケティングにもお金をかけますね。
会場がリッツカールトン東京。そして、東洋経済での広告記事を出されています。
セミナーの概略をライターさんが書かれ、そのセミナーのビデオと資料は登録してくれたらダウンロード出来るという仕組みです。
まねしようかな。
ただ、少々難があったのはライターさんが書かれる記事。言っていないこと、間違ったことばかりでした。
FTAはその専門用語含めあまり容易な内容ではありません。それ故に正しい記事を書くのは難しいでしょう。
メディアの取材記事はヒアリングはするが、記事の校正はインタビューされる側にはさせてくれない。
確かに、いちいち文章にインタビューされる側から難癖をつけられても困るのはよく分かりますが、間違った文章がでることは当方の信用にも関わります。
幸い、この記事は広告記事なので修正をお願いすることができました。(オンライン掲載で、紙面ではなかったことが幸いです。)
メディアはいい宣伝にはなりますが、間違うと専門性が疑われるので今はあまりメディアに依存しないようにしています。
GEFの第18回セミナーのご案内です。
今年7月に大枠合意を迎えた日EU経済連携協定 (日EU・EPA) は、日EU間のさらなる貿易の円滑化および自由化、経済活発化への大きな糸口となることから、各方面から高い期待が寄せられています。 それと同時に、英国のEUからの離脱、米国のTPPからの離脱を背景に、世界へ向けて保護主義を牽制し、自由貿易を推進するメッセージともなりました。
本イベントでは、日EU・EPA交渉の経緯と今後の展望を、実際に日本側の交渉団を率いた外務省片平氏より、日EU・EPAをはじめとするFTAを活用するために企業としてどのような努力をしてゆくべきかという観点から、各方面の専門家よりお話しいただきます。ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。
★★開催概要★★
日EU経済連携協定 (EPA) セミナー
■日時■
2017年11月2日 (木) 14時開始 (13時半開場)
■会場■
ザ・リッツ・カールトン東京 2階 グランド ボールルーム
■参加費■
無料(事前登録制)
■プログラム■
14:00-14:10
ご挨拶 Taneli Ruda
Managing Director, Global Trade Management, Thomson Reuters
14:10-15:00
講演 1 「日EU・EPA交渉の経緯および展望」
外務省 国際法局経済条約課長 片平 聡 氏
15:00-15:30
講演 2 「日EU・EPAでも導入される自己証明制度は脅威なのか?」
TSストラテジー株式会社 代表取締役 藤森 陽子 氏
15:30-15:45
休憩
15:45-16:15
講演 3 「検認・監査対応 — EU韓FTAを題材に — 」
トムソン・ロイター・ジャパン ソリューションコンサルタント 箱田 優子
16:15-16:50
講演 4 「経営層の関心を得るためには何をすべきか。」
(株) ロジスティック 代表取締役 嶋 正和 氏
16:50-17:00
ご挨拶
17:00-18:00
懇親会
セミナー詳細資料はこちらから
申込みはこちらから
FTA戦略的活用研究会の第12回研究会が8月25日に東京国際フォーラムで開催されました。
ゲストの方もいらっしゃってかなり盛り上がった会でした。
会の内容は以下の様なものです。
この会は、企業の方の参加と、省庁・関連組織、その業界のプロからのご参加で成立しています。
企業の悩みに対して、様々な方からのご意見が飛び交う活発な会です。
講演の内容をふりかえりますと、
この会も1年が経ちました。
メンバー企業のプレゼンテーションが一通り終わり、新たな取り組みを行うのと、新しいメンバーを現在募集しています。
こちらに、会の案内書がありますので、ご参考にして下さい。
2年目の運用は楽しみでもあるのと、より内容の濃いものを期待されるので、頑張っていきます。
さすがに「大枠合意」なので、セミナー自身の時間は1時間。(質疑+30分)
講演者
細かいことは詰まっていない領域が多いようです。
EU側の即時関税撤廃率は貿易額ベースで81.7%。最終的に100%になります。
穣許に関して(自動車関連:%は2013年4月段階でのEUのMFN税率)
穣許に関して(自動車部品関連:%は2013年4月段階でのEUのMFN税率)
原産地証明書ですが、第三者証明か自己証明かを質問しました。
詳細を詰めている、ということでお答頂けませんでした。
しかし、
私は答えを知ってしまいました・・・
(意地悪ですが、ここでは発表を控えさせて頂きます。)