セミナービデオをYouTubeに公開しました。
FTA-BPOセミナー008 「CTCルールの活用実態」
TSストラテジー株式会社代表取締役 藤森 陽子 氏
・FTA BPOチーム メンバー
セミナー日時
2025年6月18日(木) 14:00~15:00
YouTube
世界で有利に戦うための考え方
昨日訪問した企業でNAFTA(じきにUSMCA)を考えてメキシコからアメリカに輸出を考えている会社がありました。
ただ、日本から部材も多く供給しているので、完成品をアメリカに輸出して原産地規則をVAで満たすことが難しく、FTAの適用を断念しているとのこと。
FTAの適用が難しいとのことは、アドバイザーからのお話をもとにしているようで、「だめなんですよ」と諦めていた、
その場で品目別原産地規則を調べるとCTSH。
「本当にいけないの?」と問うと;規則はVAと聞いていてこれだとだめだと思っていたとのこと。これなら対応ができそうです。
大きな商いのようです、
原産地規則は自分で調べることもしっかり行いましょう。
先日のFTA監査でもあったことですが、協定を読めばわかることを、読まないことで悩み、そして証明を間違えているケースがすくなくありません。
FTAの協定文はそのボリュームが確かに多い。ですが、原産地規則の章に限れば大したページ数はありません。
目を通しておくだけで、こういった問題は十分回避できます。
こうなる理由は二つだと思います。
一つは、協定の日本語文が読みにくいため。縦書き、法律文書の難しさから敬遠して読まない。
もう一つが、FTAの活用を促進したいがために、セミナーなどで気をつけるべき点を省略しており、誤認識を誘発している。
FTAを利用されるみなさんはぜひ、協定の原産地規則に立ち戻ることを是非ともお勧めしますq。
YouTube によるFTA活用講座の専門編の新しいパートをアップしました。
基礎編 2-4「原産地規則の把握」 ~FTAのメリットを享受するためのプロセス(4)~
FTAでは、輸出する商品のHSコード毎に原産地規則が設定されており、原産であることを示すために、原産地規則を満たしていることを示す必要があります。 その原産地規則の見つけ方を説明します。
チャンネル登録をお願いしますね。
YouTube によるFTA活用講座の基礎編の新しいパートをアップしました。
21-3 原産地規則について(概論)
原産証明のプロセスで、いよいよ原産地規則の説明に入ります。
HSコードと同じで、原産地規則に関しては、専門編で詳しく説明する事にしました。
今回は概論編で、全体について説明します。
FedExのWorld Tariffの使い方もご説明します。
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YouTube によるFTA活用講座も、実際に活用するフェーズ説明の続きです。
今回は原産地証明制度の説明と、その際に行う業務プロセスをお話しします。制度に関係なく原産地証明の方法は変わりません。その業務の流れをお話しします。
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本日、日本関税協会主催のTPP原産地規則のセミナーに行ってきました。
講師はFTA戦略的活用研究会にも参加頂いているJASTPROの今川氏。
以前に弊社アライアンス企業の日立ソリューションズのセミナーでも登壇されていました今川氏です。
その際は1時間程度のセミナーでしたが本日はTPPオンリーで4時間。大変勉強になりました。
弊社の「FTA原産地規則を読み解くシリーズ」のTPP11を持っていき、セミナー資料とともにお話しを伺いました。
手前みそではありますが、弊社の原産地規則本と共に今川氏のお話を伺うと、とても理解が進みました。TPP11の原産地規則本に重要な要素を書き込んだり、ハイライトすることで、TPP11がいかに既存協定と違うかがよく分かります。
今存在するFTA関連セミナーは、今川氏のような原産地規則の協定による違いを話さず、品目別規則を調べて証明する事に注力しています。これがいかに不十分なことなのかがよく分かります。
弊社が出している「FTA原産地規則を読み解くシリーズ」の意義がとても重要であることが改めて感じられました。
先ずは、原産地規則に戻りましょう。
「FTA協定を読み解くシリーズ」に以下の2冊が新たに加わります。
特に、TPP11は今までの協定書と違い、様々な内容が盛り込まれており、ページ数も251ページとなっています。今後のFTAのベースとなると言われるTPPの原産地規則を学ぶ絶好の機会です。是非お求め下さい。
詳しくはこちらから。
共に、5,000円+消費税となります。
先日のFTA戦略的活用研究会で、JASTPRO(一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会)の今川氏に講演を行って頂きました。
テーマは、「WTO非特恵原産地規則の調和作業の経緯と現状」
いわゆるEPAではない原産地証明です。
研究会はFTAと名がつくように、「特恵」の原産地証明には力点を置いてきましたが、参加者にとっては「非特恵」もとても重要なものです。
実際、当時の参加者はとても多く、通常4人でテーブルを囲み、それが10程度あるのですが、無理矢理一人入って頂き、5人席となりました。
話はとても興味深いもので、今の非特恵原産地規則の現状(ハーモナイズできていないのが悲しい)がよく分かりました。
今川氏は私にとっては、(一方的ではありますが)原産地規則の師匠で、雑誌の連載を読み、勉強させて頂きました。
今後はJASTPROとして会合に継続的にご参加頂けるとのことで、強力なメンバーを得られたことを感謝しています。
ロジスティクス選書 「FTA協定を読み解くシリーズ」に日EU EPAが登場しました。
署名から2週間でなんとか発行(発効ではありません)にこぎ着けました。
この本は、他の本と少し違います
この本は原産規則を中心に記載しています。EUのものは他の協定よりも「ややこしい」のでページ数は他より多く、156ページです。
お申し込みはこちらから
今から準備をしましょう。
次は、メキシコか、フィリピンか、TPPか