FTA原産地証明のシステム化の落とし穴

FTAにおける原産地証明を自動化されたい企業は多くあります。

システム化することは複雑な情報を確実に処理することができ、人によるエラーを防ぐにはいいことであると思います。

ただ、気をつけていただきたいことがあります。情報システムももとは人が作るロジックに従って処理をするものであり、そのロジックが間違っていれば、間違った証明を量産することになります。「検認」でこのことが発覚すれば、大問題です。

また、そのロジックは作った人しか分からないので、年数が経つと、そのロジックが分からなくなります。このことは「検認」時に大きな問題になります。「システムが原産地証明を作成したから」という理由は通らないことは明確でしょう。人間が確実にロジックをフォローしないと大事になります。

AIが騒がれていますが、AIにより証明されるとさらにロジックが曖昧になります。AIの判断が入るからでその判断が企業がなされたものと見なされますから、もしその理屈づけが間違っていたら厄介です。

情報システムによる証明の簡略化は進める際に上記のことを考えて、対策を講じていただくのがよろしいかと存じます。

「HSコード付番 ワークショップ」好評につき満員となりました

「HSコード付番 ワークショップ」は、好評につき満席となりました。

ご参加頂けないのは大変申し訳ございません。

今後のセミナーの案内をお送りしますので、こちらからご登録頂けますと幸いです。

依頼されていた3件のEPA原産地証明の証拠書類作成を終了。日本商工会議所から判定番号をスムーズに頂戴しました。

依頼されていた3件のEPA原産地証明の証拠書類作成を終了。日本商工会議所から判定番号をスムーズに頂戴しました。日本商工会議所からの質問も特になく、かなりのスピードで承認を頂きました。(大阪商工会議所)

日本商工会議所へ申請する際に気をつけるべき点があります。

申請する側からすれば、質問も無く、かつスムーズに判定を頂戴するのが理想ですが、そのためには、提出する証拠書類を日本商工会議所が判定しやすい形式にすることです。

今回のスムーズさに対して、今年の1月に申請したものは3週間、日本商工会議所都のやりとりは5回以上ありました。

その際の問題は、日本商工会議所が納得してもらえるような証拠書類用のデータがなかったこと。それ故に顧客から情報を集めるのに時間がかかったことに起因します。

今回のスムーズな申請は、それとは正反対で、作っている自分でも「問題なし」と思える情報を頂戴したので、非常に短時間で判定を頂きました。

FTAの原産地証明をも鑑みた情報の整理も企業は今後考えるべきだと思います。

第91回FTA戦略的活用研究会のご案内

第91回FTA戦略的活用研究会は以下の内容で開催します。

「HSコード付番 ワークショップ」
FTA戦略的活用研究会で有名な元税関の篠崎先生に、HSコードを特定する問題を数問お出しいただきます。
当日、グループを組んで、その商品のHSコードは何か、その理由を考えてもらいます。
そして、篠崎先生から解答と解説をしていただく、研究会の人気コンテンツです。

当然、新作問題が出題されます。当日は、HSコードに関する情報を得られるような、書籍、PC、タブレットをお持ちください。
 ・ ネットを使われる場合は、各自でご用意ください。

日時
2024年5月22日(水) 14:00~17:00

場所
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1

申込み
会員の方にはメールでもう仕込みサイトのURLを通知いたします。また、研究会のフォーラムにても掲示しております。

FTAにおける「生産」の定義

FTAにおいて、最終生産は原産地証明上重要な要素です。また、これは曖昧ではありますが、FTAの協定内に記載されています。

協定文を読むこと無く、自分の判断で生産と決めている方がたまにおられます。

検品とこん包をしているから、生産しているなど。

間違いのもとなので、正しい知識を身につけましょう。協定文を読むのも忘れずに。

FTA業務部門のアウトソーシング受託のための顧客との打ち合せをしてきました

本日、アライアンスのTSストラテジーの藤森さんと一緒にアウトソーシング受託の業務範囲の確認にお客様を訪問いたしました。

当方としては、以下の様な業務内容を範囲としています
 ・ 証明業務と日本商工会議所とのやりとり
    ー 証明を行うべきかどうかの検討
    ー 企業内担当部署との情報すりあわせ
    ー HSコードの判断
    ー サプライヤー証明のためのサプライヤーのやりとり
 ・ 定期的な原産性の確認
    ー 原産地証明、サプライヤ証明
 ・ 過去の原産地証明の証拠書類見直し
    ー 検認耐性の確認、問題点の修正
    ー 問題があった場合の対応策案提示、社内検討の支援
 ・ 検認発生時の顧客支援
    ー 顧客の代理は出来ないので、窓口となる責任者をフルサポート
 ・ 証拠書類の整理、管理、閲覧性の確保
 ・ 社内でのFTA啓発活動(レクチャーなど)、実績・課題などの経営陣への報告

原産地証明書発給依頼以降は、顧客サイドにお委せします。

今日の打ち合せは非常にスムーズに行きました。

YouTubeで、FTA原産地証明とHSコード特定のクイズを始めました

弊社のWeb学習サービスである、FTA原産地証明とHSコード特定の問題サンプルをYouTubeで開始しました。

Web学習とはかぶらない問題を1回につき1問出しています。

ご自身のスキルの確認、Web学習の問題サンプルを体感してみては如何でしょう。

FTA原産地証明

HSコード特定

第6回FTA原産地証明試験の解説動画をオープンしました

第6回FTA原産地証明試験の解説動画をオープンしました。

この解説動画は当日試験を受けた方にURLを記載したメールをお送りします。

復習にお役立てください。

第6回FTA原産地証明試験終了しました。

FTA戦略的活用研究会の第90回として行いました「第6回FTA原産地証明試験」、昨日終了しました。

20問の新作問題を30分で解いていただくもので、31名の方に受験頂きました。

試験結果は、合格点85点のところ、最高点は79点。合格まであと一歩でした。

また、平均点は今回はかなり低く37点。過去2回が50点だったので、少々難しかったと思います。

試験の後に、TSストラテジーの藤森さんから試験の解説を頂きました。

FTA戦略的活用研究会の恒例の懇親会も実施。20名の方にご参加頂きました。

第7回はもう少し先ですが、実施していきたいと思います。

今回の結果をバネにして、FTAの原産地証明知識・スキルを向上して頂けると幸です。

知識、スキルアップには弊社が用意していますFTA原産地証明Web学習ツールをぜひご活躍ください。

当日の写真がこちら

FTA業務を行う人への投資

FTA業務を行うのに、人を配置すればその人の人件費、間接費などお金がかかります。その人数分のお金がかかります。

その同等のお金を外部へアウトソーシングに使い、自社の社員は本業に配置するというのは合理的です。FTA業務で必要な知識は、ほぼ100%他の部署では役には立たない知識です。

実際の人員配置をみてもそれは明らかでしょう。

ただ、アウトソーシングにすると、人の配置と同等のコストが数字上可視化されてしまいます。1人の新卒を採れば、直接給与で20~25万円/月、年額では250~300万円かかることになります。

中間管理職の人はどうやらその金額が「高い」と思われるようです。

知識を既にもったアウトソーシング先と、新人を一から教育しなければならない自社育生とは生産効率など、内容上比較にはならないのですが、金額が100万円単位になると数字で拒否反応があるようですね。