本日は6月1日
東京国際フォーラムが3か月先の9月の会議室の予約を開始する日です。
早速、申込み、FTA戦略的活用研究会(東京)は以下の日程となりました。
- 2020年9月16日(金) @東京国際フォーラムG402 14:00~17:00
ご予定の程、よろしくお願いします。
世界で有利に戦うためのコツ
最近、転職の相談、人材採用の相談にのることが少なくありません。
通常の転職ならば、人材紹介会社などの本来の仕事でしょうが、FTAの造形があり、証明業務などに精通している方の紹介やそんな方を企業に紹介する事です。
FTAの関連業務に対する知識、能力は一般的な企業の中では余り認知されませんし、その能力が如何に優れていても、それだけで採用対象になることはあまりないのです。ですから、一般的な人材紹介会社で、そのような能力を必要とする会社を紹介することはほとんど見かけません。ニッチマーケットなのです。
翻って、FTA戦略的活用研究会。ここには、そういった知識、スキルを持った人が集まってきます。企業もFTAの原産地証明などに力を入れている会社も少なくありません。それ故に人材紹介の市場が自然と起こりうるのです。
私も何件か橋渡しをしました。(人材紹介業ではないので、紹介料はないのですが)またひとがいないかとの打診も受けています。
RCEPの高まりとともに、人の能力の認知と仕事としての受入が進めばいいなと考えています。
第65回FTA戦略的活用研究会 東京会場、無事に終了しました。
今回のテーマは、「第2回HSコード ワークショップ」です。 コロナの環境下ですが、会場参加のみとさせて頂きました。
参加希望者にまず、10問のHSコード特定問題をお送りします。 参加希望者はその問題に回答し、その解答用紙のコピーを参加証として受付に提出し、参加します。
講師は問題解説を進める際に解答用紙のコピーを基にして、参加者に解答とその根拠の説明を求めます。
かなり実践的な講座で、セミナーのように単に聞いていればよいというのではなく、参加者自身も時間をかけて解答する必要があります。大変に聞こえますが、このワークショップはとても評判がいいのです。
20名超の参加者がいらっしゃいました。今回の問題は前回に比べ難しかったのか、10問中6問が最高で複数名の方がいらっしゃいました。
トップ賞にシャンパンを用意しましたが、トップの方が多かったため、じゃんけんでの決着に。
この後、講評会を希望者と行い、意見交換をさせて頂きました。15名の参加を頂き、参加率がことのほか高かったです。
例えば、このような問題が出題されました。
問 次に掲げる物品のうち、有機化学品として関税率表第29類に属するものはどれか。(複数選択可)
1.エチルアルコール(単一なもの)
2.メチルアルコール(単一なもの)
3.メタン(単一なもの)
4.尿素(単一なもの)
5.核酸
次回のFTA戦略的活用研究会 東京会場は、4月15日(金)を予定しており、企業の事例発表とFTA運用上の課題を2月に引き続き行います。(かなりの量を積み残していましたので。)
2021年12月17日に開催されましたFTA戦略的活用研究会 東京会場、盛況の内に終了しました。
前回に続き、今回も会場参加のみの開催となりました。企業のFTA活用プレゼンですので、ネットでの配信はリスクがあると判断しての対応です。
今までのWeb開催で、メンバー企業ではない先からのアクセスがあったためで、ご理解頂きたく思います。
オープニングで、トムソン・ロイター株式会社のバン社長よりご挨拶をいただきました。
そして、企業のFTA活用プレゼンテーションでは、DICさん、スリーボンドさんにご登壇頂き、お話しをして頂きました。
当日は、研究会のスポンサーを考えて頂いています物流企業の方にもお試しで参加して頂きました。物流はサプライチェーン上重要な役割を果たします。ご参加頂き、ありがとうございました。
研究会の後の懇談会も大変盛況でした。従来、12月度の懇親会は東京国際フォーラムが提供するビュッフェスタイルのサービスを利用しております。帝国ホテルのケータリングなので味も納得。研究会にご参加の方は30名。懇談会には27名の方がご参加頂けました。一時期の50名といったレベルには達していませんが、大変活発な意見交換をされていました。
来年の開催は、以下を予定しています。
FTA戦略的活用研究会 東京会場 #61 盛況にて終了しました。
テーマは「HSコード付番ワークショップ」先生はお馴染みの篠崎先生です。
宿題を出し、設問に対してHSコードを付番して頂きます。
解答用紙(コピー)を参加証として、ご参加いただきます。
会場参加のみとし、Webでの配信はありません。
コロナ対策として、上限人数を設けました。
会場で、設問ごとに参加者に「なぜそのHSコードとしたか」を問う形式でその後解説をして頂きます。
宿題を解凍する前提での会場参加のみのセミナーとしたのは、一抹の不安もありました。参加してくださる人の数が少ないのではないかと言う懸念です。
その懸念はいい方で裏切られました。参加希望者は23名。4人の方が当日参加できませんでしたが、19人の方が参加証を携えて、ご参加いただきました。4人の方も、会社の用事や会社がこういった会に参加できないという理由です。
設問は11問。なかなか熱のこもった会で、質問も多く出ました。一番点数の高い人には季節がらボジョレーヌーボを商品に用意しました。
結果として満点が1名。二問間違いまでの高得点者は想像以上にいらっしゃいました。
この研究会でWiFiが使えるように環境も整えました。検索したいことも多いだろうと言うことで、これも好評でした。インフラとして120名同時接続の可能なルータを用意したので、今後のセミナーでの活用も考えています。
懇親会も行いました。参加者は講師と運営を除けば15名。かなりの出席率です。コロナ以前の研究会の雰囲気が戻ってきた感じがした研究会でした。
次回は2社からFTA活用の企業事例発表となります。Webでの参加を認めてから、どうもメンバー企業以外の参加があるようで、こういったフリーライドは認めるべきではないとの立場から、企業プレゼンは会場のみとします。
会場のみと言うのは賛否両論あろうかと思います。特にこの時期を考えれば。ただ、上記の理由もご理解いただければと思います。
では、次回、第62回会場でお会いしましょう。