昨日は、中小企業大学校関西校(兵庫・福崎)で講師を1日行ってきました。
テーマはグローバル人材についてで、午後からは私の専門のFTAのお話。
個人的にはグローバル人材という言葉は嫌いで、そんなものは全くないと思っています。むしろそういう曖昧な言葉でまとめて語るから、「グローバル人材」が育たないのだと。
個人的な、他国の人とのコミュニケーションは、共通項と違いを早く理解し、共通項で語りながら、違いを尊重することだと思っています。
話が長くなるので今回はこれまでとして、午後のFTAの講義はいい経験でした。
決して大きくない企業からの人8名でしたが、とても勉強熱心。講義時間が4時間あるので、FTA業務では定番のWorld TariffをID取得から行い、自分たちの商品が他国でどれくらい関税がかかっているかから経験してもらいました。その後に原産地規則を説明、実際にどんな規則かを調べてもらい、「大変だー」といった言葉がでたり、かなり和気藹々と抗議は終わりました。
「知らないことばかり」、「眠たくなる暇なし」と後の懇親会でおっしゃっていただき、東方としてもとてもいい経験が出来ました。
学校のロケーションは、福崎という播州に位置する町です。私はその播州の加古川に小学生までいましたら、とても懐かしい思い出いっぱいでした。