今回は以下のテーマでした。
「原産地証明書の電子化について(データ交換)」
概略: 日インドネシアEPAに基づく原産地証明書データ交換の取組が進められているところ、データ交換の意義、パイロット運用の概要、日本での輸入申告における利用方法、ご留意頂きたい点などについて解説頂きます
説明者: 財務省関税局原産地規則室長 近田春実 様
最近は参加できる方も増えて、41名の方がご参加されました。懇親会も26名。
大盛況でした。
次回は、2023年6月21日です。
世界で有利に戦うためのコツ
第49回FTA戦略的活用研究会 東京会場を 11月13日(金)に開催します。
日時: 2020年11月13日(金) 14:00~17:00
場所: 東京国際フォーラム会議室G402 又は
Web配信(サイトは申し込み後にお伝えします。)
テーマ
「日英EPAと日EU EPA:どこが同じでどこが違うか」
・株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋 正和
参加方法
こちらの申込みサイトからお申し込み下さい。
・お申し込みのない方の参加はお断り申し上げます。
注:研究会の会員企業のみが参加できます。それ以外の方のご参加はご遠慮願います。
参加にご関心がおありの方は、先ずはこちらの資料をご覧下さい。
6月21日に第34回のFTA戦略的活用研究会を行いました。
トムソン・ロイターのFTA関連サービスのアップデート、そして私からは、FTAにおける検認リスクをカバーする保険の可能性を討議させて頂きました。
保険はとても関心があるのですね。次回は保険会社にも参加頂き、その可能性とチャレンジを深掘りたいと思っています。
保険は「大数の法則」が必須であり、現時点では統計を国が公表していないので正直実現が困難です。しかし、この研究会を母体とすれば可能性は十分あると思っています。
また、企業プレゼンでは小林産業から、今後のFTAを活用した企業戦略のお話しがありました。かなりチャレンジングな内容で、その為にFTA戦略的活用研究会で意見が聞きたいとのこと。
チャレンジも多いですが、そのビジネスに乗ることを検討してもいいという会社もありました。
FTA戦略的活用研究会も、単なる勉強の場から様々な広がりを見せ始めました。
次回から9月まで東京国際フォーラムが改修でお休みとなります。その間はサポート企業の会議室をお借りすることになっています。次回は7月19日で赤坂にあるトムソン・ロイターさんで開催致します。
先日のFTA戦略的活用研究会で、JASTPRO(一般財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会)の今川氏に講演を行って頂きました。
テーマは、「WTO非特恵原産地規則の調和作業の経緯と現状」
いわゆるEPAではない原産地証明です。
研究会はFTAと名がつくように、「特恵」の原産地証明には力点を置いてきましたが、参加者にとっては「非特恵」もとても重要なものです。
実際、当時の参加者はとても多く、通常4人でテーブルを囲み、それが10程度あるのですが、無理矢理一人入って頂き、5人席となりました。
話はとても興味深いもので、今の非特恵原産地規則の現状(ハーモナイズできていないのが悲しい)がよく分かりました。
今川氏は私にとっては、(一方的ではありますが)原産地規則の師匠で、雑誌の連載を読み、勉強させて頂きました。
今後はJASTPROとして会合に継続的にご参加頂けるとのことで、強力なメンバーを得られたことを感謝しています。