FTAにおいて、最終生産は原産地証明上重要な要素です。また、これは曖昧ではありますが、FTAの協定内に記載されています。
協定文を読むこと無く、自分の判断で生産と決めている方がたまにおられます。
検品とこん包をしているから、生産しているなど。
間違いのもとなので、正しい知識を身につけましょう。協定文を読むのも忘れずに。
世界で有利に戦うためのコツ
本日、アライアンスのTSストラテジーの藤森さんと一緒にアウトソーシング受託の業務範囲の確認にお客様を訪問いたしました。
当方としては、以下の様な業務内容を範囲としています
・ 証明業務と日本商工会議所とのやりとり
ー 証明を行うべきかどうかの検討
ー 企業内担当部署との情報すりあわせ
ー HSコードの判断
ー サプライヤー証明のためのサプライヤーのやりとり
・ 定期的な原産性の確認
ー 原産地証明、サプライヤ証明
・ 過去の原産地証明の証拠書類見直し
ー 検認耐性の確認、問題点の修正
ー 問題があった場合の対応策案提示、社内検討の支援
・ 検認発生時の顧客支援
ー 顧客の代理は出来ないので、窓口となる責任者をフルサポート
・ 証拠書類の整理、管理、閲覧性の確保
・ 社内でのFTA啓発活動(レクチャーなど)、実績・課題などの経営陣への報告
原産地証明書発給依頼以降は、顧客サイドにお委せします。
今日の打ち合せは非常にスムーズに行きました。
FTA戦略的活用研究会の第90回として行いました「第6回FTA原産地証明試験」、昨日終了しました。
20問の新作問題を30分で解いていただくもので、31名の方に受験頂きました。
試験結果は、合格点85点のところ、最高点は79点。合格まであと一歩でした。
また、平均点は今回はかなり低く37点。過去2回が50点だったので、少々難しかったと思います。
試験の後に、TSストラテジーの藤森さんから試験の解説を頂きました。
FTA戦略的活用研究会の恒例の懇親会も実施。20名の方にご参加頂きました。
第7回はもう少し先ですが、実施していきたいと思います。
今回の結果をバネにして、FTAの原産地証明知識・スキルを向上して頂けると幸です。
知識、スキルアップには弊社が用意していますFTA原産地証明Web学習ツールをぜひご活躍ください。
当日の写真がこちら