52カ国が署名したアフリカ、いえ、国数では世界最大のAfCFTAの発効条件が整いました。ガンビアが国内批准を終えたために、批准国が22カ国となったためです。
AfCFTAは昨年の同時期に署名を終えています。発効条件に到達するのに1年かかりました。
素晴らしいことです。
世界で有利に戦うためのコツ
先日のFTA監査でもあったことですが、協定を読めばわかることを、読まないことで悩み、そして証明を間違えているケースがすくなくありません。
FTAの協定文はそのボリュームが確かに多い。ですが、原産地規則の章に限れば大したページ数はありません。
目を通しておくだけで、こういった問題は十分回避できます。
こうなる理由は二つだと思います。
一つは、協定の日本語文が読みにくいため。縦書き、法律文書の難しさから敬遠して読まない。
もう一つが、FTAの活用を促進したいがために、セミナーなどで気をつけるべき点を省略しており、誤認識を誘発している。
FTAを利用されるみなさんはぜひ、協定の原産地規則に立ち戻ることを是非ともお勧めしますq。
昨日、とある企業のFTA監査に伺いました。
その企業では、税関出身の方がいらっしゃって、最近税関を訪問されたそうです。その際に、税関の原産地調査官の方が弊社の「FTA協定を読み解く」シリーズの日EU・EPAをご利用になっていたとのこと。
横書きで、数字もアラビア数字にしているため大編読みやすいとご評価頂いていたとのことです。
昨日は、私もその書籍を持って行っていたので、それを見てびっくりされて、「どこで買ったんですか?」「うちで発刊しているんですよ。」とのやりとりが。
とてもうれしいお話しでした。
YouTube によるFTA活用講座の専門編の新しいパートをアップしました。
基礎編 2-4「原産地規則の把握」 ~FTAのメリットを享受するためのプロセス(4)~
FTAでは、輸出する商品のHSコード毎に原産地規則が設定されており、原産であることを示すために、原産地規則を満たしていることを示す必要があります。 その原産地規則の見つけ方を説明します。
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21-1続 輸出商品のHSコード確認
21-1の専門編 HSコードについての続編です。今回は輸出産品のHSコードの決め方に関してお話しします。
このHSコードで税率も決まりますし、原産地規則も決まります。大変重要な作業となります。
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第31回FTA戦略的活用研究会を行いました。
テーマは、「日EU・EPA、TPP11の実務運用と課題」でメンバー企業による情報交換及び各省庁のコメントを頂戴する会です。それと別に1者の会社のFTA活用事例発表がありました。
このタイプの意見交換会は様々な意見が出るため、どうしても時間が足りなくなります。
実際に足りなくなりました。
生産者による宣誓書の取り扱いや、宣誓文の商標文書への添付方法、様々な内容が出ました。
研究会メンバーには、改めて、そのチーム討議発表と意見交換のパート(約1時間)をメンバー限定でアップしますので、見逃された方、確認されたい方はご覧下さい。
リンクは別途メールでお知らせします。
・ Live配信のアドレスとは違います。
昨日、外務省と東京商工会議所共催のセミナー「FTA・EPA時代の国際ビジネス戦略」に行ってきました。
FTA戦略的活用研究会のメンバーである、パナソニックとプラチナ万年筆がプレゼンテーションをされるからでもあります。
外務省と財務省のお話しで、TPP11で批准がまだの国の現状や、新規参加国のお話しも聞けましたし、メンバーの2社のお話しもよかったですね。
外務省のセミナーは懇親会があるので、ゆったりと参加者とお話しをすることができるのも良さの一つです。
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21-5 VA(付加価値基準)
FTAにおける原産地証明基準は3つあります。
そのうちの1つであるCTC、関税分類変更基準に関して詳しく見ていきます。
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