JASTPROと在日EU代表部共催セミナーに来ています

今日はJASTPROと在日EU代表部共催セミナーに来ています。

「自己申告制度への対応」

EU特恵原産地制度における証明及び確認事項

IMG-2744

 

250人もの方が参加するそうで、テーブル席はなく、椅子席で4時間。

少し疲れそうです。

セミナーの内容でシェアしたらいいものがあれば、この投稿の下に追加していきます。

グレーブ氏の原産地手続きの概要が終わりました。

資料なしでした。

累積の英語をEUがCumulationを主張し、日本の主張するAccumulationとしたのは面白いですね。

今川氏よりは、EUでのサプライヤ宣誓書の制度に関して。

かなり整備されている印象を受けます。

最後に、グレーブ氏の原産証明の運用に関して。

輸入者の知識はEUでも初めての事だそうです。運用で様々な質問が出ました。

当方の関心としては、宣誓文の扱い。

商業文書に関連が記載されていればいいとの話がセミナーで出ていることもあり、再度確認してみました。

あっさりした回答。

ガイドラインにそう書いてある。という内容の通り。

どこでも出てくる質問なんでしょうね。

「何度も聞くな」

という印象でした。

EUから言質をとるのではなく、書いてあるとおりに進めればいいと前から思っていましたが、なおさらその通りであると追認しました。

 

 

YouTubeをアップしました。FTA活用講座:専門編 21-3 原産地規則について(概論)

YouTube によるFTA活用講座の基礎編の新しいパートをアップしました。

21-3 原産地規則について(概論)

原産証明のプロセスで、いよいよ原産地規則の説明に入ります。

HSコードと同じで、原産地規則に関しては、専門編で詳しく説明する事にしました。

今回は概論編で、全体について説明します。

FedExのWorld Tariffの使い方もご説明します。

チャンネル登録をお願いしますね。

FTA活用講座:オンライン講座リスト

YouTubeをアップしました。FTA活用講座:基礎編 2-3 「関税率を調べる」~FTAのメリットを享受するためのプロセス(3)~

YouTube によるFTA活用講座の基礎編の新しいパートをアップしました。

2-3「関税率を調べる」~FTAのメリットを享受するためのプロセス(3)~

今回は今までの流れで分かった商品のHSコードを元に、輸入国での関税率を調べます。その結果によっては原産地証明をする必要がないことがあるためです。

FedExのWorld Tariffの使い方もご説明します。

チャンネル登録をお願いしますね。

FTA活用講座:オンライン講座リスト

日EU・EPAの正しい運用法はどれなのか

日EU・EPAで、インボイスに別添の宣誓書があることを記載していればOKということになったらしいですが、どこにその記載があるのでしょうか。

あるセミナーでEU側から語られた資料にそれがあるそうです。であれば、セミナーの出席者だけではなく、皆に告知をすべきですし、サイトに明示してほしいものです。

また、協定では記載がないので、遡及ができない判断をしていましたが、EUでは当たり前なので、書いていないだけで、使えるらしいとか。(これは日本側が認めていないため、互恵の観点から使えなくなる可能性があるらしい)使えるなら、その運用方法がわかりません。

実運用を行う側としては困ります。

日本の税関にEUからの輸入コンテナが滞留しているとか。

日本の税関にEUからの輸入コンテナが滞留しているとか。

FTA戦略的活用研究会でのメンバーからの情報です。

日本の税関は、輸入に関して輸出者から原産地証明のほぼ証拠書類を提出するように要求しています。これが通関の遅れになっている原因ではないかと思います。

事実上、検認しながらの通関ですから。

これが常態化すると、EU側が検認の姿勢を強めるのは間違いなく、輸出者にも影響が出るかもしれません。

理由が違うものであればいいのですが。

日EU・EPAでREXナンバーが必要?

最近の日EU・EPAに関する質問で、

「日EU・EPAでREXナンバーが必要?」

という質問を受けます。

結論から言えば、いりません。

REXとはEUで「Registerd Exporter System」のことで、番号はその際の番号となります。

EUから輸出する時には必要となるでしょうが、日本から日EU・EPAを使う場合は、そもそも必要ないものです。

税関が混同しているのか、輸入者が混同しているのかわかりませんが、EUカナダのFTAでも同じ質問があるようです。

Do I need a REX?

 

昨日、TMI総合法律事務所共催でGEFのセミナーを行いました。

昨日、TMI総合法律事務所共催でGEFのセミナーを行いました。

会場は、TMI総合法律事務所のある六本木ヒルズ。

120名ほどの方にお越し頂き、講演しました。

あっ、名古屋会場、神戸会場がありました。同時中継で200名程度の方がいらっしゃったことになります

TMIからは4名の弁護士の方が登壇され、弁護士らしい観点でのTPP11や日EU・EPAのお話を聞かせていただきました。

私の方は、40分もの時間を頂戴し、お話をさせていただきました。中継はスライドと、演壇に固定されたカメラで講演者を小さく写し、重ねた画像で中継するものでしたが、私の癖で動きまわるので講演者の枠には私が私が映っていませんでした。申し訳なく思います。

終了後、多くの参加者の方が質問に並ばれ、関心の高さが改めて感じられるとともに、より質問が具体的になってきたことを痛感します。

日EU・EPAでの通関時の問題の質問を多く受けました。しばらくはこの感じが続くのでしょうか。

弊社のFTA無料鑑査サービスも関心があられるようで、後ろのテーブルにそのリーフレットを置きましたが、かなりの方がお持ち帰りになったようです。

名古屋、神戸の方、事前にお送りせず、すいません。ご希望がございましたら、下記メールアドレスに「リーフレットを送れ」とメールを送って頂けますと幸いです。

http://infoa@logistique-inc.com

今後、TMI総合法律事務所と一緒にFTA関聯のサービスを行えればと思っています。

本日は今年度最後のEPAデスク・セミナーです

本日は今年度最後のEPAデスク・セミナーです。

協力依頼者向けのセミナーで東京での開催です。

EPAデスクの業務は東京共同会計事務所が毎年受託していますが、入札で勝ち抜けなければ来年度もできるかどうかわかりません。

とれたとしても、次回のセミナーは6月から7月だと思いますので、この形のセミナーはしばらくお休みですね。

TPPや日EUが始まっているので、どのような領域をカバーすることになるのか、まだわかりません。

YouTubeをアップしました。FTA活用講座:基礎編 2-2 FTAのメリットを享受するためのプロセス(2)

YouTube によるFTA活用講座も、実際に活用するフェーズ説明の続きです。

今回は原産地証明制度の説明と、その際に行う業務プロセスをお話しします。制度に関係なく原産地証明の方法は変わりません。その業務の流れをお話しします。

チャンネル登録をお願いしますね。

FTA活用講座:オンライン講座リスト

YouTubeをアップしました。FTA活用講座:基礎編 2-1 FTAのメリットを享受するためのプロセス(1)

YouTube によるFTA活用講座も、いよいよ実際に活用するフェーズに入ります。

実際に関税削減のメリットを得る為のプロセスを説明します。
今回は、証明に必要な事項と、大事な考え方を説明します。今後の基礎となりますので、分かるまで頑張ってください。

チャンネル登録をお願いしますね。

FTA活用講座:オンライン講座リスト