なかなか来ていただけなかったのですが、次回FTA戦略的活用研究会に、経済産業省原産地証明室の方がいらっしゃいます。
役者は揃いました。
世界で有利に戦うためのコツ
Global Edge Forumセミナーの第20回と第21回を行いました。
Global Edge Forumでは、他にない先端、実践的なセミナー開催を心がけています。
今回は、弊社ロジスティックから以下のセミナーをお送りしました。
第20回: 「FTA原産地証明アプローチと完全自己証明への備え」
第21回: 「日EU EPAの原産地規則を読み解く」
です。各テーマを1時間のプレゼン+30分ほどのQ&Aを行いました。
大盛況でした。参加者は90名程度でLive配信もほぼ同数です。
来場して頂いた方には、新しく作った本に挟む「しおり」をプレゼント。このしおりには、FTAで確認したい情報やHPアドレスを記載しており、手帳や本、特に弊社のFTA関連の本に挟まれるととても便利!(営業モード)
本をお買い求めの方には本にこのしおりを挟んで発送しています。また、FTA戦略的活用研究会のメンバーの方には、次回の会合で配布致します。
二つのセミナーの間に、「戦略的FTA活用ハンドブック」と「日EU EPA 原産地規則&品目別規則」を参加者の中から1名の方に抽選で1冊づつプレゼント。
間の時間には、FTAハンドブック、各FTAの協定本、そして、HS2002の本を閲覧できるようにコーナーを設けましたが、多くの皆さんに感心を持って見て頂けたと思います。
セミナー後、多くのメールを頂戴しました。とても励みになります。ありがとうございます。
社内の上部に理解してもらうために、Liveのビデオを見ることが出来るようにしてくれとのリクエストがありました。そこで1週間同一のURLで閲覧が出来るようにしておりますので、是非ご覧下さい。
第20回: https://youtu.be/LTjiUJfokBk
第21回: https://youtu.be/eCCJIQeKybQ
特にアジアの国とのFTA原産地証明で、HSコードで困ったことはありませんか。
FTAの協定が定める原産地証明における使用HSコードはほとんどがHS2002です。
現在のHSコードが2017ですから、15年前に定められたHSコードで証明をしなければなりません。
どこを見ればそんな古いHSコードを知ることができるのか。現実的には税関のHPにある「実行税率表」の過去のものを見ることで分かることが出来ますが、いかんせん閲覧性が悪い。
また、現在のHSコードからHS2002にコンバートするのも一苦労です。
他の国はFTA協定のHSコードの年次アップデートしているのに、日本は放置のまま。既存の個別協定がいずれはHSの年次が現在、若しくは現在に近いものであるTPPやRCEPで置き換わると思って、であれば変えなくてもいいと国は思っているのでしょうか。
最近では、メキシコやベトナムではHS2002をシステムが使えなくなっているために、原産であることを受け付けてもらえないという「被害」も出ているとか。
HSコードの年次が固定されることで、いい面もあります。CTC(関税分類変更基準)での証明は、HSコードが固定されているため、部材のHSコードも、輸出産品のHSコードも普遍なので、証拠書類が変わらないこと。これがHSコードが変われば、新しい年次での原産地証明を行う必要があります。
そういった環境を踏まえて、皆様の利便性を考え「FTAのためのHSコード」表を作成しました。(FTAの為だけのもので、他にはもう役に立たないものと思います)
まずはHS2002をリリースします。
HS2002ベースで品目別分類が載っているのは当たり前として、その部注、項注、号注、備考をしっかりと掲載(HSコードの判断にはこれが肝心です)しています。また、HSコード決定で重要な「通則」も掲載。現在のHSコードからHS2002への変換を支援する対応表も掲載しました。
分厚くなったため、お値段が少々お高めですが、部門に1冊あれば証明がグンと楽になります。
ページ数: 350ページ
値段: 7,000円+消費税 (配送料:無料)
お求めはこちら
8月31日に予定しています以下のセミナー
・「FTA原産地証明アプローチと完全自己証明への備え」
・「日EU EPAの原産地規則を読み解く」
が大変好評で、正式アナウンスから半日経たずに定員になりそうな勢いです。
そこで、セミナーの日程を1日増やしました。9月3日にも同内容で行います。
もしよろしければご参加下さい。
ロジスティクス選書 「FTA協定を読み解くシリーズ」に日EU EPAが登場しました。
署名から2週間でなんとか発行(発効ではありません)にこぎ着けました。
この本は、他の本と少し違います
この本は原産規則を中心に記載しています。EUのものは他の協定よりも「ややこしい」のでページ数は他より多く、156ページです。
お申し込みはこちらから
今から準備をしましょう。
次は、メキシコか、フィリピンか、TPPか
昨日、FTA戦略的活用研究会で、小生の「戦略的FTA活用ハンドブック2018年度版」のお披露目をしました。
日本で一番FTA活用を知った企業の方々が集まる、ある意味とても厳しい場所だと思っています。また、その一方で、一番貴重な情報が集まる場所でもあります。
主宰している立場とはいえ、とても緊張しました。が、概ね評価して頂けたのではないかと思います。
英語版は出ないのかとも言われ、少々戸惑っていますが、一部の日本固有の部分を除けば本にはなり得るとも思いますので、検討はしてみたいと思います。
FTAを活用する人の為の書籍がない中、皆様のために役に立てればと思っていますので、このFTA研の方々に受け入れてもらえたのは、正直ほっとしています。
FTA戦略的活用研究会の方には、「戦略的FTA活用ハンドブック 2018年度版」を20%引きで販売します。
3996円です。
これは、研究会で当初言っていた値段となります。
この金額は7月度の研究会(7月20日)まで有効です。
HPからお申し込み下さい。お支払いは振込若しくは研究会当日お支払いください。
当日は、1円玉のおつりは沢山ありますから、お札でお支払い頂けますと幸いです。
領収書も当然ご用意致します。
7月21日以降は、現在の値段、5000円となりますので、ご了承ください。
小生が執筆した「戦略的FTA活用ハンドブック 2018年度版」が7月10日よりアマゾンで発売されます。(現在予約受付中)
アマゾン向けの冊数は限りがあります。
FTA戦略的活用研究会メンバーは直販の方がお得です。
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