FTA戦略的研究会 東京会場 第104回は盛況に終わりました

FTA戦略的研究会 東京会場 第104回は2025年6月24日に盛況に終わりました。

新たにメンバーが加わりました。
 ・ヤマハ発動機様

ヤマハ発動機のメンバーの方は以前は別の企業で働いていて、この研究会に参加されていた方で、転職をしてもこの会に参加されるとのこと。

会では、企業の相談事や報告事を企業が出し合い、意見交換をして頂きました。

今回で特に盛り上がったのはFTA原産地証明の業務におけるAIの活用。大阪のメンバーがHSコード符番にAIを活用して成果を出していたのを聞いていて、直接ヒアリングをされ、自社でもAIが活用できるようになったという、研究会の成果ともいえる活動をされていたことを報告されました。

また、8月時の会合ですが、JCCIのEPAシステムでTSVファイルを活用しての申請の仕組みをお話しいただけるとのこと。

従来のFTAのセミナーに比べれば遥かに濃い内容の会合となってきたことをうれしく思います。

FTA戦略的活用研究会にご関心がある企業様は、こちらへ

info@logistique-inc.com

FTA戦略的活用研究会 東京会場 #104が終了しました

FTA戦略的活用研究会 東京会場 #104が終了しました。

今回は参加人数が増えて、会場となる東京国際フォーラムの会議室がいっぱいになりました。

手狭になり、参加者にはご迷惑をおかけしました。

今回、新規の参加企業が1社。うれしい限りです。

議論したトピックは、
 ・日インドCEPAの最新状況。困ったことが発生
 ・AIを使ってのHSコード符番にアプローチした企業の報告。メンバー企業から教わり、かなりできるようになったとのこと。

がメインでした。

共に私にとっても勉強になる内容でした。

次回の105回は7月18日です。

FTA戦略的活用研究会 東京会場の第101回研究会が18日に東京フォーラムで行われました

FTA戦略的活用研究会 東京会場の第101回研究会が18日に東京フォーラムで行われました

第100回をへて、新たな出発をしたFTA戦略的活用研究会です。

告知と申込みは研究会のWeb上のフォーラムで行いました。事前のアナウンスの通りですが、運営側としては正直何人来るか不安でした。

通常以上の人数が来て下さり、ほっとしています。

テーマは「サプライヤー証明」

専門家による解説と、現在行っている「サプライヤー証明の現状調査」の結果を交えてメンバー間で議論を進めました。

積極的に発言をする方が多く、大変うれしく思います。

使った現状調査の集計資料は、現在行っている一般の方の集計を会わせる予定にしていますので、ご回答頂いた方に4月初旬にはお渡しできればと思っています。
 ・回答されていない方には配布予定はありません。
 ・ご回答頂ける会社様は、こちらからお願いします。

今回の結果を受けて、4月以降の日程などを早急に決めて参ります。

FTA戦略的活用研究会のスポンサー様が第100回記念に素敵な記念品を作って下さいました

FTA戦略的活用研究会のスポンサー様が第100回記念に素敵な記念品を作って下さいました。

デジタル温湿度計です。参加の皆様に配っていただきました。

とても素晴らしいものであると同時に、本来主催の私が行わなければいけないところ、ありがとうございました。

第100回FTA戦略的活用研究会 東京のご案内

■■ 第100回FTA戦略的活用研究会 東京のご案内 ■■

以下の内容で開催したく思います。

★★ 1 第100回を迎えて: 事務局からご挨拶 ★★

2016年9月に第1回を開催し、2024年2月で第100回を迎えます。
今までの経過と今後の展開を中心にお話しを致します。
今後の研究会の運営方法が変わりますので、是非ご参加頂けますと幸です。
第100回を機にスポンサーを降りることになった日立ソリューションズに、初回からの支援に感謝いたします。

GEF事務局 株式会社ロジスティック 嶋

★★ 2 企業プレゼンテーション:コマツ ★★

研究会のメンバーで定年退職されるコマツの野田敦史様から、コマツでのFTAの活用に関してプレゼンテーションを行って頂きます。

■■ 日時 ■■
2025年2月20日(木) 14:00~16:30

■■ 場所 ■■
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1

★★ 3 第100回記念 懇親会 ★★

第100回を記念しまして、ささやかではありますが、懇親会を開催します。

懇親会
時間: 16:30~18:30
会場: 会議棟G408
 ・研究会の同フロアーですが、エレベータを挟んだ反対側の会議室になります。
今回の懇親会参加費は無料です。

GEF事務局

FTA戦略的活用研究会 東京会場 #099が終了しました

FTA戦略的活用研究会 東京会場の第99回が終了しました。

この日のテーマは、
 ・ FTAにおける原産地規則の構造及びその解釈の手引き(上川氏)
 ・研究会メンバー調査結果:サプライヤ証明の現実 (嶋)

上川さんによる、協定間の違いと読み解くためのヒントは大変勉強になると同時に、協定間の違いが原産地証明を行う方にとっての障壁となっていることがよく分かります。

例として、協定毎の章や附属書の関連性の違いなどを協定間で比較しやすくお話しいただきました。FTAの原産地証明に長く携わっている人にはとても役に立つ内容でした。

私の研究会メンバー調査の「サプライヤ証明の現実」は研究会メンバーへの現状調査の結果報告で、担当部署、更新の頻度、フィーの発生現状などを調べたもの。

もう少しサンプル数を増やして調査し、内容を充実させていきます。

懇親会も多くの方が参加され、なかなか盛り上がりました。

次回は100回。頑張ります。

12月13日にFTA戦略的活用研究会の第98回が行われました:テーマは「検認」メンバー調査

12月13日にFTA戦略的活用研究会の第98回が行われました:テーマは「検認」メンバー調査でした。

第98回ということで、第100回まで後2回です。

今回は、以前に決まったメンバー調査の第1回となります。

メンバー調査の希望を前回募りましたが、以下の様な内容でした

•検認の定期調査

•サプライヤ証明の見直し、頻度、撮り直し

•VAにおけるデータの出所

•判定の見直しの基準(どれくらい前)

•海外現法のFTAコントロールをどうしているか

•FTAのサプライヤ証明、同意通知の契約(T社など)

–責任の所在

–契約書への記述

•TSVによる効率化、有用性

私の希望で調査してもいいのではということで以下の項目も列挙しました。

–HSコードの選定方法

–JCCIのオフィスにおける対応の違い

–RCEPの認定輸出者使っている?

–CTCにおけるグルーピングの考え方

企業からのメンバーへの質問

当日は、企業から一つ意見を聞きたいとの声が上がり、それに関してみなからの意見を募りました。

項目は、「サプライヤからの情報を元にして証明した場合、商工会議所によってその会社の捺印が必要な事がある。そうでない商工会議所もある。ない方がいいのだがどうした方がいいか。」というものでした。

もと商工会議所の方より、経済産業省の原産性を判断するための基本的考え方と
整えるべき保存書類の例示には、下記のようなチェック欄があるのでチェックすればいいとの指摘を頂きました。(最近資料に追加された項目ですね)

チェックをすれば捺印は不要というのが現在の見解です。

昔、商工会議所と議論をしたことがあります。資料の確認と捺印をサプライヤからもらう事は不要ではないかと話をしたところ、「サプライヤからの部材の情報が、証拠書類で指摘をする度に変わっているので、サプライヤの捺印をもらうようにした」とのこと。

私はそれから、必ず資料には企業名の入った捺印をもらうようにしています。言われたからでないです。捺印が押されたことにより、その内容はサプライヤが確認して認めたことになるからです。

捺印をもらう事は面倒ですが、だからといってチェックですませることは業務の手間を減らすことになりますが、責任の所在を明確にすることが出来なくなります。

このようなチェックでは、サプライヤが検認時に「内容が正しいかどうかは知らない」と言われてしまえばそれまででしょう。

証拠書類を作るのは、商工会議所に認めてもらうことが目的でもありますが、最終的には相手国税関の検認に問題なく対処するためのものです。この部分は手間をかけなければ行けない部分だと思います。

特に私のような、アウトソーシング受託で原産証明の証拠書類を作成する身としては、情報源の責任は確実にしておきたいところです。

手間を省きたい気持ちは分かりますが、省いていい部分と省いてはいけない部分があります。経済産業省も、商工会議所もこの点はどちらでもいいのです。相手国から確認が来たときに困るのは企業で、検認が数年後に来ることを考えれば、来たときに証拠書類の内容が正しいことを証明するのは企業ですから

検認調査の結果

研究会では「検認」を定期的に調査しようということになりました。

今回は第1回です。いろいろな情報が集まってきました。やはり検認の数は急激ではないですが増えていますね。特に検認の現状が分からないEU、そしてRCEPです。企業はちゃんと準備をしておいた方がいい。

ここでは、具体的な内容には触れません。お知りになりたかったら、研究会にご参加下さい。

一つ言えるのは、先に述べた話と同じで、企業の原産地証明が、「日本商工会議所」対応に終始しているということ。必要な情報はミニマムで、商工会議所がOKであれば問題なし、自己証明の場合もミニマムで、というスタンスが明らかです。

原産地証明の証拠書類は本来相手税関の検認時にスムーズに対応できるためのものです。ですので、検認が来て資料をバタバタと準備するのはいかがなものかと思います。

この話は長くなりそうなので、別日にまとめて投降しようと思います。

第96回FTA戦略的活用研究会のご案内

■■ 第96回FTA戦略的活用研究会のご案内 ■■

研究会のメンバーのみの案内です。

以下の内容で開催したく思います。

1 日立ソリューションズ提供のソリューションの紹介

NACCS対応ゲートウェイサーバーをご紹介いただきます

NACCSに対応したデータ交換を効率的に行うためのゲートウェイ機能を提供し、

入力ミスの削減や運用の簡易化を実現するソリューションとなります。

2 FTA戦略的活用研究会東京会場の内容に関して

前回、時間が無く、今回に繰り越しとなった案件です。
昨今の状況を鑑み、今後のFTA戦略的活用研究会の進め方を変えようと考えています。
FTA戦略的活用研究会は、企業のFTA活用での悩みを参加企業の方々とシェアし、解決策を探し出すために立ち上げました。
その原点に立ち戻り、その目的が達成できるようにしていきたいと思っています。それ故にご参加される事を重視した内容とします。

その方向性(案)を当日お示しします。皆さんのご意見をお聞かせください。

研究会へのお申し込みは、この申込サイトから可能ですが、FTA戦略的活用研究会のWebフォーラムから該当の投稿に「参加」と記入していただければ問題ありません。
  ・フォーラムに以前お申し込みされた方はそちらのIDとPWでフォーラムにお入りください
  ・FTA戦略的活用研究会への最終的な申込み方法はフォーラムへの参加の返答のみにする予定です
  ・フォーラムへの参加方法は、改めてFTA戦略的活用研究会の会場でのみご案内します。それ以外の問い合わせにはお答しかねます。

日時
2024年10月25日(金) 14:00~17:00

場所
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1

GEF事務局