本日、名古屋でのセミナーで講演してきました。

トムソン・ロイターとGEF共催のFTAサプライヤーマネジメントセミナーで、講演してきました。

多くの人に参加してもらい、感謝です。

最初に話した人が、45分の持ち時間を25分で、切り上げた時は、ゆっくり準備していて焦りましたが。

 

 

 

第21回 FTA戦略的研究会開催のお知らせ

ご連絡が大変遅くなりました。

FTA戦略的活用研究会のご案内をお送りします。

1 第21回(2018年5月開催)のご案内
2 2018年8月度の日程と会場
3 ライブ配信アドレス

■1■ 第21回FTA戦略的活用研究会(2018年5月開催)のご案内 ■■

5月度のFTA戦略的活用研究会を開催します。

5月22日(火曜日) 14:00~17:00 @東京国際フォーラムG502

2つの講演があります。

講演1 「外国の不当な関税措置への対応(初期から紛争段階まで)」
TMI総合法律事務所 弁護士 上野 一英氏

上野氏からのコメントです。
「外国当局は、税関のキャパシティ不足や国内産業保護等の様々な観点から、譲許税率というWTO/FTAでの最も基本的なルールにすら違反した措置をとる例が見られます。ロシア、中国、インド、トルコ等の問題例を紹介し、その解決に向けた顛末をお伝えすることで、今後類似の問題に遭ってしまった場合の対応について検討します。同じ切り口から、トランプ政権の措置の今後の動向についても触れる予定です。」

講演2 「実践サプライチェーンの設計とは(シミュレーションの裏側までお見せします)」
株式会社日立ソリューションズ 寺崎 勇一
寺崎氏からのコメントです。
「今まで、サプライチェーン設計の概要を説明させて頂いたことはあるのですが、実際にどんなシミュレーションを行うのかを聞かれることがありますので、シミュレーターそのものの機能紹介をさせて頂こうかと思います。

お楽しみに

■2■ 2018年6月度以降のFTA戦略的研究会の日程と会場 ■■

日程と場所は以下の通りです。ご予定下さい。
・ 8月度が新たに決まりました。

2018年6月開催: 2018年06月13日(水) @東京国際フォーラムG502
2018年7月開催: 2018年07月20日(金) @東京国際フォーラムG502
2018年8月開催: 2018年08月22日(火) @東京国際フォーラムG502

会場である東京国際フォーラムが3ヶ月先の予定しか予約を受け付けないためです。ご不便をおかけします。

■3■ 2018年5月度の研究会ライブ配信 ■■

リモートでもチャットにて参加することが出来ます。

アドレスはメンバーにメールにて告知しております。

以上となります。

では、会場でお会いできることを楽しみにしております。

FTA活用の本を出します。 その3: 第2章の内容

本の第2章の項目は以下の様なものです。

  • 第2章 FTAの基礎
    • 2-1 FTAとは何か
      • 2-1-1 FTAの定義
      • 2-1-2 FTAが包含するもの
      • 2-1-3 FTAはこう考えるとわかりやすい
      • 2-1-4 なぜ日本ではEPAと呼ぶのか
    • 2-2 FTAを突き進めるとどこに行き着くのか
      • 2-2-1 FTAの発展段階
      • 2-2-2 世界の経済ブロック
    • 2-3 FTAのメリット、デメリット
      • 2-3-1 FTAのメリット:経済発展のドライバー
      • 2-3-2 FTAを大きく推進させた韓国
      • 2-3-3 FTAのメリット:関税削減で海外と戦う企業の武器になる
      • 2-3-4 FTAのデメリット:自由競争がもたらす「適者生存」
    • 2-4 日本のFTA
      • 2-4-1 日本で活用できるFTA
      • 2-4-2 日本のFTA: 発効待ちのFTA
      • 2-4-3 日本のFTA: 交渉中のFTA
      • 2-4-4 日本のFTA: 交渉中断?

内容がFTAの具体的な項目に移り、特に世界のFTA動向から日本から使えるFTAについて解説しています。

この点は以前の出版書籍から大きく変化したところなので、大幅に手が入っています。

FTA戦略的活用研究会の2018年8月度の日時と会場

FTA戦略的活用研究会の2018年8月度の日時と会場が決まりました。

日時: 2018年8月22日(水) 14:00〜

場所: 東京国際フォーラム ガラス棟会議室G502

金曜日にできずに申し訳ありません。

第20回 FTA戦略的研究会を4月20日に行いました。テーマは「日EU EPAの原産地規則を読み込む」それと、イハラニッケイ化学工業からのFTA活用事例発表でした。

第20回 FTA戦略的研究会を4月20日に行いました。

テーマは「日EU EPAの原産地規則を読み込む」それと、イハラニッケイ化学工業さんからのFTA活用事例発表でした。

企業事例は、いろいろなことが分かるのでとても為になるものでした。イハラニッケイ化学工業さん、ありがとうございました。

日EU EPAの原産地規則を読み込むセッションは私が行いました。

日EU EPAの原産地規則とPSRを小冊子にして皆さんに配りました。(それでも80ページ前後ありました。)現在、Legal revision前なので正式版と日本語版は少々待たねばなりませんが、この領域はそれほど変わるわけではないので、今から考えても何の問題もありません。

私も読み込むことで大変勉強になりました。疑問点もありましたが、企業の方の解釈や、外務省、経済産業省、ジェトロの方の参加で多面的に解釈ができ、およそ全体像は皆さん把握できたのではないのかと思います。

とても有意義な時間でした。

FTA戦略的活用研究会: 2018年7月度の日程が決まりました

FTA戦略的活用研究会の2018年7月度の日程が決まりました。

日時: 2018年7月20日(金) 14:00~17:00

場所: 東京国際フォーラム 502号

ご予定ください。

第19回 FTA戦略的活用研究会を行いました。

3月16日(金)に第19回 FTA戦略的活用研究会を行いました。

テーマは3つ

  1. HSコードの考え方: 日本関税協会 宮崎氏
  2. HS Classifier サービスの概要とデモ: トムソン・ロイター 箱田氏
  3. RCEPの原産地規則のあり方討議: メンバーによる問題提起と討論

HSコードはFTAの原産地証明で大変大切です。宮崎さんの説明はとても為になります。事例として、食器洗いのスポンジで、皆さんにHSコード符番の練習をしてもらいました。大変面白いないようだったと思います。

それに呼応して、トムソン・ロイターのサービスHS Classifierをご紹介頂きました。対話形式でのHSコード特定ができ、また、その決定ワークフローを支援するシステムです。今までいつも説明ばかりで、デモがなかったので今回はデモを中心にお話し頂き、わかりやすかったと思います。ちなみにロジスティックでもこのデモは行えます。

最後のRCEPですが、業界ごとに省庁からどのような原産地規則が望ましいかのヒアリングがあり、そういった情報を交換しました。協議の中で原産地規則がどのような方向で話されているか、例えばインドはCTC&VAなのか等。

また、原産地証明書発行がどうなるか(ように協議しているか)の話も出、大変有意義な回となりました。

次回は、4月20日となります。

2018年3月度のFTA戦略的研究会は、HSコード解説の講義とRCEPの原産地規則に関する討議です

2018年3月度のFTA戦略的研究会は、

  • HSコード解説の講義
    • 元日本関税協会の宮崎氏によるHSコードの考え方概要です
  • RCEPの原産地規則
    • RCEPの原産地規則に対して、メンバ-から協議したいことがあるということで、時間を設けます

を予定しています。

お忙しいとは存じますが、メンバーの方のご参加をお待ちしております。

本日は、第18回FTA戦略的活用研究会でした

本日は月例の第18回FTA戦略的活用研究会でした。

今回のテーマは

「原産地証明方法:一体何が正しいのか」

です。原産地証明の悩み所をシェアし合うことで、より正しい証明が出来るようにすることを目的としたグループディスカッションを行いました。

オープニングは当方からの問題提起で、その後3~4人のグループに分れて討議し、最後にグループによる発表という従来の講演形式から形態を変えたものとしました。

様々な意見が出ました。ただ全体の総括としては、

  • 第三者証明で課題があっても、商工会議所に出向き、討議を尽くすことで解決する
  • 今後主体となる自己証明が課題。第三者証明では商工会議所や経済産業省がガイドラインを出してくれているからそこを頼れば良かったが、自己証明はそのよりどころがない。企業で内容を判断することになるがそれが出来るかどうか。本研究会では自己証明が対象となるFTAの共通の見解を作れるといい

と言うことになりました。

確かにそうです。いい指摘点を頂きました。

今後、FTA戦略的活用研究会はその領域に重点を置いていきたいと思います。

 

FTA戦略的研究会にご関心のある企業の方は、以下からお問い合わせ下さい。

第17回目のFTA戦略的活用研究会では、FTA検認に関するセッションでした

1月19日に第17回FTA戦略的活用研究会を行いました。

テーマは、FTAの検認です。

企業に取ってFTAの検認がどのようなものであるかを、商工会議所や、経産省、自己証明で関与される税関の見方。また、企業はどのようなことを考えなければならないか等の意見交換を行いました。

今現在で、FTA検認に関しての一番中身の濃い研究会だったと思います。

  • 年間に何件くらいあるのか
  • どのような形で企業に知らされるのか
  • どのようなものを要求されるのか
  • 自己証明になると何がどのように変わるか、プロセスは?(日EU、TPPではどう違う?)

これらの疑問にメンバーが答え、また、企業の中で検認経験企業からのコメントももらいました。

参加者が自分の専門領域から様々意見を言い合う、FTA戦略的研究会ならではの研究会になったと思います。