第4回FTA原産地証明試験の結果

6月22日に行いました、FTA原産地証明試験の結果を公表いたします。

参加者: 22名(1名欠席)

平均点: 62.4点

合格点: 90点(前回までより問題数を減らし20問としております)

合格者: 3名

最高点: 93点

得点分布: 90点台:  3名

      80点台:  2名

      70点台:  3名

      60点台:  3名

      50点台:  5名

      40点台:  3名

      20点台:  1名

      10点台:  1名

      システム上の問題で採点できず:  1名

大阪で行われた藤森さんによる解説動画がありますが、試験を受けた方のみ閲覧可能です。

原産地証明を行う際や、検認に当たった場合に頼りになるのは皆さんの知識です。曖昧な知識であれば、対応に時間がかかりますし、間違った対応になりかねません。また、検認対応が十分にできません。知るべき知識を身につけるのは今です。

今のうちに是非、Web学習で、FTAの原産地証明や、HSコードの符番を勉強することをお勧めします。

今回の問題は20題共にすべて新作です。その中で、前回より遥かに飛躍されて今回最高点を取った方が居ます。Web学習を受けられてのこの飛躍

、皆さんもWeb学習を始めませんか。実践のお役に立ちますし、社員の底上げに役立ちます。以下から申し込めます。

 ・ FTA原産地証明

https://smoothcontact.jp/front/output/7f0000011cd83add1e8bba6fd68059

 ・ HSコード符番

https://smoothcontact.jp/front/output/7f0000014673dbcfef77861268ac5a

検認における日本商工会議所と税関のアプローチの違い

昨今、FTAの検認がかなり増えました。

当社のお客さんの相談も検認が半分を超えるようになっています。

また、RCEPでの検認も始まったようで、検認増加傾向は今後も続きそうです。

検認のサポートを様々経験してきて、感じたことがあります。

自己証明の場合、税関が窓口となりますが、税関が原産性を確認する際に見る視点が日本商工会議所とはどうやら違います。

日本商工会議所は原産地証明書発給の前に証拠書類を見ているのですが、税関は検認時に証拠書類を見るため、見るタイミングが確かに違います。

ただ、組織の傾向から検認時に気をつけなければいけないことがあることが最近の経験から分かってきました。

問題の無い原産地証明と証拠書類を作れば、どんなFTAの検認でも問題ないのは事実です。

ただ、この傾向を知ると知らないでは検認時の対処方法も違ってきますね。

FTA戦略的活用研究会 東京会場 9月度の日程が決まりました。

FTA戦略的活用研究会 東京会場 9月度の日程が決まりました。

9月14日(木) 14:00〜 @東京国際フォーラムG402

となりました。

ご予定ください。