本日は、日本関税協会、日本通関業連合会、JASTPROおよび駐日欧州連合代表部共催のセミナーにお邪魔しています。
昨年末にようやくさらなるガイダンスが出され、企業が抱える悩みも少しづつ解消されようとしています。
登壇者はFTA戦略的活用研究会にもご参加いただいている、JASTPRO今川さん、財務省酒井さんがいらっしゃいます。
楽しみです。
世界で有利に戦うためのコツ
2020年1月16日に第41回FTA戦略的活用研究会を行ないました。
当日のテーマは、
・ 外務省: FTA交渉の実際
・ 外務省: 日EU EPA、日米FTAのアップデート
・ ジェトロ: 日EU EPAでEU側から出たガイドラインの説明
と企業からの相談事でした。それぞれ学びがたくさんありました。
参加が60名となり、いよいよ会場の手狭感を何とかしなくてはいけません。
懇親会も半分の方にご参加頂き、会場で話せないこともいろいろ伺うことができました。
運営側の事情ですが、今回、ビデオカメラを試験的に変えて運用をしました。私の設定ミスで最初音声が出ていなかったのはいただけないミスでした。
ライブ配信での視聴も数が増えており、嬉しい限りです。タイトルや音楽などを凝っているカッコのいい配信ではありませんが、お許しください。
企業の関心もメガFTAと同時に、海外間FTAの話も多く出てくるようになり、次回はそれに関してお話をしていただく事にしています。
大阪を最初に、東京2回と行ってきたFTAのセミナーです。第31回と名うって行ってきました。
今日が最後の名古屋です。
セミナー中は質問がなく、終わってから質問に来られるのは名古屋の特長ですね。シャイなんでしょうか。
検認に関心がある人が多く、「どこから」、「何を聞かれるのか」という質問が多いですね。
弊社の提供している無料のFTA監査も、「関心は高いが、まずは社内できれいにしてから見てもらいたい」という会社も少なくないです。体制がきれいにできるのなら監査はいらないでしょうし、もし、「問題ありますよ」となるとどうするのでしょうか。
様々な方と様々な悩みをお伺いするのが、セミナーの楽しみになっています。
今回のセミナーの私のパートのビデオをYoutubeにアップするので、関心のある人はご覧くださいね。
注:今回のビデオはGoPro Hero8でとってみました。明るくくっきり撮れます。
2019年11月5日に東京国際フォーラムで第32回GEFセミナー「日米物品貿易協定を理解する」を開催しました。
100名の方にご参加いただきました。もう少し大きな部屋が用意できればいいのですが、賃料が急激に跳ね上がるので、無料セミナーにするには限度があります。
シアター形式で机がない方は大変申し訳ありませんでした。
新しい試みとして、弊社書籍を買われた人は前のテーブル席と読みやすい資料をご用意しました。今回は、日米物品貿易協定のメリットのある業種一覧もお付けしました。無料で行うことの限度を解消し、頻度多いセミナーの実現とのバランスをどうとるかの試みです。
Youtubeライブも実施、50のアクセスがありました。
内容は財務省の酒井室長、TSストラテジーの藤森さんが、表面的にわかりにくい協定文を丁寧に説明していただきました。
協定といっても正直、明確にかかれていないことが多く、アメリカの法律にゆだねるといった内容が多くあり、何がわかっていて、何がわかっていないかも話していただきました。
私の方からは、活用メリットのある産業を示させていただきました。アメリカの関税は必ずしも小さくなく、対象となれば活用のしがいがあります。
それをHS2桁ごとに、対象の輸出金額比率、関税、原産地規則を示した一覧表をご覧いただき、どう対処すべきかを簡単にお話ししました。
細かい表でしたので、後ろからは見ずらかったと存じます。
開催者が言うのも何ですが、内容の濃いセミナーにはなったかと思います。
両名の許可を得て、このビデオを1週間配信します。
YouTubeのアドレスは以下です。11月13日までの公開です。
https://www.youtube.com/watch?v=VIUsAUPb4GM