アメリカは本当に特殊な国ですね。
また、大統領選挙が近いので、トランプ氏が大統領になると中国で作った製品をアメリカへ輸出するのが難しい(関税が極端に上がるなど)が起こります。
そのために対策を打ちたい企業は少なくありません。
相談を受けている中には、日本で最終加工をすればいいのではと思われる場合があります。
最終判断はアメリカ税関ですので、100%正しい答えは日本側で得る事はできませんが、気をつけるべき点はいくつかあります。
迂回輸出と思われないように、対応を気をつけてください。
世界で有利に戦うための考え方
第7回FTA原産地証明試験を7月24日(水)にWebにて開催します。
・無料です
・開始時間は14:00ですが、14:00~15:00の間の時間で30分間試験を受けて頂けます
・つまり、14:00~14:30の間に試験を開始すれば、30分フルに受けられます
・14:30以降に開始しても試験時間が短くなるだけで受験は可能です
今回は、問題数を減らします。20⇒15問とします。じっくりと問題に取り組んでください。
詳しくは、こちらのサイトをご覧下さい。申し込むことも出来ます。
・受験に関しては、FTAを活用することができますが、注意書きをお読みください。
中堅企業の社長とお話ししました。人材を確保するのがなかなか難しいとのことで、特に今後注力したい海外への販売に対する人材はなかなか集まらないとのこと。
その一方でFTAに対応してほしいという輸入側の企業や輸出してくれる商社の要望に応えるのが難しいらしい。人を割り当てるのだが、なかなか成長しないし、対応も難しいと泣きついてくる。聞けばこのFTA原産地証明スキルは本業とは関係の無いものであり、仕事をアサインした人には申し訳ないとのことだった。「元の仕事に戻してやりたいのだがね。」と社長。
こういう悩みを抱えている社長は他にもまだいらっしゃるだろう。当方のサービスに関心を持って頂いたので、今度詳しく話してみよう。
FTAにおける原産地証明を自動化されたい企業は多くあります。
システム化することは複雑な情報を確実に処理することができ、人によるエラーを防ぐにはいいことであると思います。
ただ、気をつけていただきたいことがあります。情報システムももとは人が作るロジックに従って処理をするものであり、そのロジックが間違っていれば、間違った証明を量産することになります。「検認」でこのことが発覚すれば、大問題です。
また、そのロジックは作った人しか分からないので、年数が経つと、そのロジックが分からなくなります。このことは「検認」時に大きな問題になります。「システムが原産地証明を作成したから」という理由は通らないことは明確でしょう。人間が確実にロジックをフォローしないと大事になります。
AIが騒がれていますが、AIにより証明されるとさらにロジックが曖昧になります。AIの判断が入るからでその判断が企業がなされたものと見なされますから、もしその理屈づけが間違っていたら厄介です。
情報システムによる証明の簡略化は進める際に上記のことを考えて、対策を講じていただくのがよろしいかと存じます。
演題:「自己申告のよくある質問と原産地ポータルの紹介」
税関の原産地ポータルの便利な使い方を紹介していただきます。
経産省や商工会議所のセミナーでは触れられることの少ない、
自己申告の注意点とよくある質問について解説していただきます。
(主として輸入についてですが、輸出の際にも参考となると思います。)
演者: 大阪税関業務部原産地調査官 北浦 眞喜 様
日時
2024年6月21日(金) 15:00~17:00
場所
大阪堂島アバンザ オムロン会議室
大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ
研究会後、懇親会を同堂島アバンザB1の「釣宿酒場マヅメ 梅田本店」で行います。
スポンサー企業の問題と、昨今の飲食店値上げにより、ご参加される場合、懇親会参加費を2000円お願いしております。
ご参加の方には、「会議参加費」として領収書をお出しいたします。
申込みはお送りしたメールをご覧下さい。
FTA戦略的活用研究会にご関心のある方は、こちらからお問い合わせください。
第92回FTA戦略的活用研究会は以下の内容で開催します。
(1) FTAにおける悩み相談会
以前のFTA戦略的活用研究会でもご案内しましたが、FTA関連の電子会議室(フォーラム)をオープンしました。悩み事などをシェアし合い、対策、新しい情報などを共有する場にしたいと思っています。データベースとしての意味合いも持たせます。メンバーの中で、会場に来られた方のみ参加資格がございますので、ご登録をお願いします。
その一環でもありますが、今回は皆様の日々の業務の中でのFTAに関する悩み相談会を研究会で行おうと思っています。ご参加のフォームに、その問題点を記して頂けますと、そのテーマを研究会で取り上げ、メンバーと解決策を模索したいと思います。当然、社名を公開するのが憚れる場合、匿名として私、嶋が企業名非公開のままその内容を読み上げますので、問題ございません。貿易などFTA周りのテーマであれば、FTAに限ることもございませんので、参加申込みのフォームにご記入頂けますと幸いです。
研究会ですべての相談に対応できない場合、相談をフォーラムに公開し、皆様の意見を頂くつもりです。これも、匿名性は上記と同じ対応をする予定です。
例えば、このような問い合わせがありました「非特恵の原産地証明書の証拠書類はCTHで用意しなければいけない。大変困っている。何か働きかけはできないか。」
お悩み事、ございましたらぜひ下記の「相談内容」にお書き込みください。
(2) 企業プレゼンテーション:
新たに研究会にお入りになられた○○さんよりFTA活用のプレゼンテーションを頂きます。
本セッションは、会場で行い、配信はございません。
研究会後、通常通り懇親会を行います。会場は「パパミラノ 東京国際フォーラム店」です。
日時
2024年6月14日(金) 14:00~17:00
場所
東京国際フォーラム 会議棟G502
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1
詳しくは、お送りしたメールをご覧下さい。
FTA戦略的活用研究会にご関心のある方は、メールにてお問い合わせください。
本来ですとFTA戦略的活用研究会の一環として予定していたのですが、席にゆとりがありますので、会員の企業様以外にも解放することとしました。
開催まで1週間ないのですが、もしお時間が合うのでしたら、ご参加下さい。
■1■ HSコード付番 ワークショップ ■■
GEFでは、「HSコード付番 ワークショップ」を実施します。
第91回FTA戦略的活用研究会として実施しますが、若干の席がございますので、皆さんにもご案内する次第です。
来週なので、既にご予定がおありでしょうが、お時間がございましたらご参加をご検討ください。
「HSコード付番 ワークショップ」
FTA戦略的活用研究会で有名な元税関の篠崎先生に、HSコードを特定する問題を数問お出しいただきます。
当日、グループを組んで、その商品のHSコードは何か、その理由を考えてもらいます。
そして、篠崎先生から解答と解説をしていただく、研究会の人気コンテンツです。
当然、新作問題が出題されます。当日は、HSコードに関する情報を得られるような、書籍、PC、タブレットをお持ちください。
・ ネットを使われる場合は、各自でご用意ください。
日時
2024年5月22日(水) 14:00~17:00
場所
東京国際フォーラム 会議棟G402
東京都千代田区丸の内3丁目5ー1
費用
無料
定員
40名(10名ほどの空きがございます。)
申込み
https://smoothcontact.jp/front/output/7f00000117af41338f6c2c7c047a8ee
■2■ HSコードの付番の方法 Web学習ツール ■■
今回のワークショップに関係するサービスです
FTA・EPAにおいて、HSコードの付番はとても大切となりますが、その一方、その方法を学ぶ方法があまりありません。
また、主たるサイトで間違った付番方法を説明しており、FTAを活用する方々へ謝った知識を与えています。
HSコードの付番方法は、検認などで相手の税関にHSコードの妥当性を問われた時に正しい方法で説明する必要がある大切なもので、その妥当性を巡り訴訟になることも少なくありません。
皆様にその正しいHSコード付番方法を理解していただくために、Webでの学習ツールを開発しました。
説明動画(YouTube)
https://youtu.be/a1XODc2oE0Y
サンプル問題の利用、お申し込み
https://smoothcontact.jp/front/output/7f0000014673dbcfef77861268ac5a