FTA戦略的活用研究会の第28回を行いました。

2018年12月14日にFTA戦略的活用研究会第28回を行いました。

今回の内容は以下の3つです

  1. USMCAの見方(ロジスティック嶋)
  2. TPP、日EU EPAの実務規則のアップデート
  3. 企業事例紹介(PHC;旧パナソニック・ヘルスケア)

この後に、会の忘年会を行いました。30名以上の方がご参加頂き、とても有意義な会でした。

次回は1月15日となっていますので、メンバーの人はご予定下さい。

経済産業省委託事業のEPAデスクによるEPAセミナー@名古屋

経済産業省の委託事業であるEPAデスク。

そのセミナーが本日名古屋であります。

今回のテーマは「協力依頼者向けEPA活用」

自動車産業の盛んな中京エリアだけに、トピックとしてはホットです。

プログラムの内容は

  1. 原産地証明の手続~協力依頼の必要性~  東京共同会計事務所 八鍬氏
  2. 原産品判定と生産者・サプライヤの協力  ロジスティック 嶋
  3. 関税分類の基礎             東京共同会計事務所 三浦氏
  4. EPA活用事例(株式会社タスコ)

約80名程度のご参加です。

 

11月29日に、第23回GEFセミナーをトムソンロイターと共催しました

11月29日に第23回GEFセミナーをトムソンロイターと共催しました。

セミナー内容は以下のものになります。

  • 原産地規則:TPP11協定と日EU・EPAにおける留意点(森・濱田松本法律事務所 弁護士 畠山氏)
  • 完全自己証明への備え(ロジスティック 嶋)
  • FTA活用のためのソリューション紹介(トムソンロイター 箱田)
  • 懇親会

約70名の方が参加されて、とても熱いセミナーでした。

懇親会でも様々な方とお話しをしました。

弊社のFTA監査やFTA戦略的活用研究会に関しての相談なども多く頂き、企業の熱気を感じました。

日本関税協会のセミナー:関税分類 第2回目 自動車関連

昨日、日本関税協会主催のセミナーに行ってきました。

今回は関税分類の第2回目で、自動車関連

自動車部品の分類は産業的にも大事なのですが、それらがはっきりと分かっている人は少ない。私も勉強です。

具体的なお話しをいろいろ聞くことができ、有益でした。

どういった発想でHSコードを分類するか、よく分かりました。

HSコード分類の役立つサイトも教えて頂きました。当方はそれなりに知っているつもりでしたが、これは新しいサイトでした。

また、HSの改訂されるだろう2022に向けてのトピックも伺いました。

  1. 3Dプリンタ
  2. AI
  3. ブロックチェーン
  4. IOT

これらが大きな改正項目になりそうだとのこと。

HSコードは改訂1年半前に対象を絞り、凍結するそうで、倉だとすると2020年半ばまでの世の中の動きが対象になるとのことです。

【緊急開催】第24回Global Edge Forum無料セミナー開催(名古屋開催)のお知らせ 「メガFTAへの備え:最新情報に基づいて」

第24回Global Edge Forum無料セミナー開催(名古屋開催)のお知らせ
【緊急開催】「メガFTAへの備え:最新情報に基づいて」

TPP11と日EU EPAの発効が目前に迫りました。協定の内容は従来のFTAとは違ったものとなり、また、TPPとEUの間でも差があります。EUとTPPでは原産地証明書が完全自己証明となります。その為の備えをする必要があります。

また、実際の原産地証明、原産地証明書発行に関する省庁からの情報もすべてが出きっている訳ではありません。現在の情報をまとめ、ご案内すると同時に、何を準備するべきかをお話しするセミナーを名古屋にて持つこととしました。特に、セミナーでは弊社が主宰する「FTA戦略的活用研究会」の11月度会合で得られた実運用での課題を交えたいと思っております。セミナーまでの日程が短く、ご迷惑をおかけしますが、ぜひご参加頂けますれば幸いです。

弊社ではメガFTAの理解とセミナーの理解を助けるための書籍を販売しております。
・ 戦略的FTA活用ハンドブック2018年度版
・ 日EU EPA 原産地規則・品目別規則・譲許表
・ TPP11 原産地規則・品目別規則
セミナーの際にお持ち頂けると内容がより分かるかと存じます。当日数に限りがございますが販売も致します。事前に予約頂いた方にはお取り置きもしております。

今回は申し訳ございませんが、YouTubeによるライブ配信はございません。

皆様のビジネスに必ずやお役に立つ内容と存じますので、ぜひお越し下さいませ。 また、会社の方にもぜひご案内くださいませ。

テーマ: 「メガFTAへの備え:最新情報に基づいて
株式会社ロジスティック 代表取締役 嶋 正和
– TPP、日EU EPAで気をつけること
– 現在明らかになっている運用上の論点
– 課題となり始めた企業組織対応

FTAソリューション提案
– アイアイネットワーク株式会社(原産地証明システム)
– 株式会社日立ソリューションズ(メガFTA、新NAFTAのSCMに与える影響)

日時: 2018年12月06日(木)14:00~17:00

場所: TKP名駅桜通口カンファレンスセンター カンファレンスルーム4C
愛知県名古屋市中村区名駅3-13-5名古屋ダイヤビル3号館

対象: FTAで原産地証明を行う輸出者及び生産者の企業の方
・ 該当されない場合は、お断りする場合があります

定員: 40名

参加料: 無料

お申し込み: ネットでから申込可能です。
または、セミナー案内状・参加申込書をFAXもしくは、pdfをメールにて頂戴できますれば幸いです。
定員になり次第、申込を締め切らせて頂きます。

本に関して: 詳細は、このサイトをご覧下さい。サイトから購入も出来ます。セミナーお申し込みの際に、書籍を予約されますと、当日現金との引き換えで書籍が購入できます。当日、サンプルをご覧頂いてご購入をされることも可能ですが、冊数に限りのあることをご了承下さい。

昨日、第27回FTA戦略的活用研究会を行いました

昨日、第27回戦略的活用研究会を行いました。

日EU EPAの実運用に関して、経済産業省の経済連携課の方がお越しいただき、2時間に渡り、概要説明とQ&Aを行いました。

流石のFTA研のメンバーです。

質問はするどい。

すでに税関のセミナーもあり、そちらとの内容比較をされる方も多く、特に原産の申告書はインボイス添付であることに時間が多く取られました。

インボイスに原産申告書を添付することは、それイコール輸入車が申告書を作成することになります。インボイスとの分離ができないとなると、一応生産者が申告書を作成することは実質的にできなくなります。その点で商社の方は当惑されていました。

また、1年有効の申告書も「同一産品」の定義により、使える環境が変わりそうです。同一バッチの場合は、同一産品でしょうが、品番が同じものを同一産品と言っていいかは曖昧で、現在の段階では、生産バッチが違えば、別途宣誓書を作った方が安心のようです。

協定文には「遡求」の記述がないため、遡求申請は無理なようです。もっとも、相手国の運用にもよるのではという意見もありました。

さまざまな質問が飛び出したセッションでした。今後、研究会としては、錯綜する情報、発効後のエビデンスを取りまとめ、メンバーの利便性に供して行きます。

この後には、パイオニアの方からの問いかけで、「アメリカで売っていた中国製産品の産地を変えた場合の、原産性を問われた場合の証明をいかにするか。」も意見が多くで、いい会合になりました。

新規メンバーも1社増えました。

北九州からの参加者で、一番遠くからの参加企業となりました。

 

 

昨日、経営者・管理職向けセミナーが開かれ、講演してきました。

昨日、経済産業省受託事業 EPAデスクによるセミナーが東京で開催されました。

場所は、市ヶ谷。

「経営者・管理者向けのEPAセミナー」という位置付けで、本年度は東京だけの開催です。

200人の申し込みで、管理職の方も多くご参会だだきました。

参加者の方々の意識は、TPPや日EUの発効が早まったせいか、とても高いと感じました。事実、名刺交換に列ができ、その列の長さゆえに名刺交換を諦められるかたも見受けられました。

やはり痛切に感じるのは、企業のFTA実務運営に沿ったセミナーがないこと。どこのセミナーも全体最適を考えるために、どうしても同じ話となりますし、わかりやすさを優先するために、話をシンプルかしすぎな気がします。原産地規則を協定を超えて同じルールとして話すのはわかりやすいですが、それ自身は見過ごす点が多いと思います。

協定は個々にその内容が少しずつ違い、特にTPPや日EUは、かなり違うと言っても過言ではありません。わたしの経験からするとやはり一回は協定文を読んでほしい。そして、どう言ったところが違うかを感じていてほしいと思います。

現在、原産地規則・品目別規則を主体とした書籍を作成、販売していますが、この本は、自分が実務を行うのにそばにあったら便利だから作りました。FTAハンドブックも同様です。業務上、間違えず、スムーズな業務をするために作ったものを、(上から目線のようですが)皆さんも使われたらどうですかということで、お分けしているというのが書籍販売の根本です。

 

 

本日、日本関税協会主催のTPP原産地規則のセミナーに行ってきました

本日、日本関税協会主催のTPP原産地規則のセミナーに行ってきました。

講師はFTA戦略的活用研究会にも参加頂いているJASTPROの今川氏。

以前に弊社アライアンス企業の日立ソリューションズのセミナーでも登壇されていました今川氏です。

その際は1時間程度のセミナーでしたが本日はTPPオンリーで4時間。大変勉強になりました。

弊社の「FTA原産地規則を読み解くシリーズ」のTPP11を持っていき、セミナー資料とともにお話しを伺いました。

手前みそではありますが、弊社の原産地規則本と共に今川氏のお話を伺うと、とても理解が進みました。TPP11の原産地規則本に重要な要素を書き込んだり、ハイライトすることで、TPP11がいかに既存協定と違うかがよく分かります。

今存在するFTA関連セミナーは、今川氏のような原産地規則の協定による違いを話さず、品目別規則を調べて証明する事に注力しています。これがいかに不十分なことなのかがよく分かります。

弊社が出している「FTA原産地規則を読み解くシリーズ」の意義がとても重要であることが改めて感じられました。

先ずは、原産地規則に戻りましょう。

http://global-scm.com/FTA_Books/TPP11.html

昨日、日本関税協会のHSコードのセミナーに行ってきました

セミナーやコンサルティングで、「発信」ばかりしていると自分の中が空っぽになってきます。

そこで、特に知識を蓄えたいHSコードを日本関税協会主催のセミナーで学んでこようと行ってきました。

5回講座で、その日が第一回目。通則1~6までの説明に4時間かけてお話しを聞きました。タイトルは「関税率表の解釈に関する通則について。」

お話しは生産研究大学院大学の長瀬教授。

通則の適用方法について長瀬モデルを示しながら、お話しをされていました。

決して簡単なお話ではありませんでした。

HSコード符番の問題点なども含みながらのお話しなので、「HSコード符番が明確になる」と思われている人には少し面食らった話だったかもしれません。

最後に先生と名刺を交換し、頃合いを見計らってFTA戦略的活用研究会でもお話しして頂けるように計らっていきたいと思います。

2018年10月19日、GEF第22回セミナーを大阪で開きました

GEFの第22回セミナーを大阪で開きました。

多くの方にお集まり頂きました。

テーマは、「EUとTPP:完全自己証明への備え」

EUとTPPのおおよその発効タイミングがわかり、それに対して企業は準備をしなくてはなりません。

そのせいか、欠席はほとんどなし、それ以外にも登録外での参加希望者も少なからずいらっしゃいました。資料が足らず、一部の人には申し訳ありませんでした。

また、最近ぼけているのか、Live配信のアドレスを間違ってお伝えしてしまい、ご迷惑をおかけしました。録画DISKをお送りすると共に、現在でも視聴できるYouTubeサイトをご案内しました。このようなことがないように、肝に銘じます。

会場が久しぶりのグランフロントで、勝手が掴めない一方で、内容を盛りだくさんとすることで、本当にバタバタしました。又大阪でセミナーを行うつもりですが、次回はこのようなことにならないように致します。