2月1日、日EU・EPAの発効初日でしたが、全日本文房具協会の主催のセミナーで講演してきました

2月1日は、日EU・EPAの発効初日です。

その中、全日本文房具協会の主催のセミナーで講演をしてきました。

前半は経済産業省経済連携課の高橋さんが、協定の内容をお話しされ、後半で小生が原産証明と宣誓書の出し方を説明しました。

実は、このセミナー集客が1週間程度しかなかったにもかかわらず、会場がいっぱいになる盛況ぶりでした。

当方も気持ちよくプレゼンさせていただきました。質問も個別ではなく全体の場で10名程度の質問がありました。

TPP11や日EUでは、特に筆記具は原産地規則が厳しく、大変なことに加え、部材をサプライヤから供給してもらっているので、証明が大変です。

弊社の顧客の文房具メーカーも最初は苦戦していましたが、組織対応ができれば遅るるに足りません。自信を持って組織対応できるようになっています。

日本の文房具はその品質とユニークさから世界的にも評判が高いので、FTAを活用して、世界で活躍してほしいものです。

FTA戦略的活用研究会の2019年5月度の開催は5月24日(金)となりました。

本日は、東京国際フォーラムの5月度利用の申込日

コンサートチケットを取るような大変さがあります。

30分の時間、電話がつながらず、ようやく取れました。

FTA戦略的活用研究会の2019年5月度の開催は

5月24日(金) 14:00~17:00

となりました。

ご予定下さい。

本日、日EU EPAが発効しますね。

本日、2019年2月1日にいよいよ日EU EPAが発効します。

新聞は記者の理解不足、調査不足でやれワインが値下げするとかでしか記事にしていません。

セミナーの集客をみても、これだけの関心を持ったFTAは初めてかもしれません。

メディア的にはTPP11をよく取り上げますが、代替FTA(EPA)のあるTPP11に比べれば企業の注目度は日EUがはるかに高いです。

その日EUも、運用上の課題を抱えての出発です。

  • インボイス・デクラレーションの手法が現実的ではない
  • 同一産品の定義

企業側も自己証明の対策が出来ていません。何より大事なのが企業のトップが自己証明の具体的なリスクを理解していないこと。

国も企業ももう少し現実を踏まえた対策をしてもらいたいです。